1954-03-17 第19回国会 衆議院 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第3号
このうちの約三十億近いものがいわゆる更生資金、引揚者を主とする貸付でございまして、年々五億近い、四億七、八千万円という回収金がございまして、これを繰返して貸付しておるわけでございます。それ以外のものが、私どもが普通貸付と申しているものでございまして、これが二月末の残高は二百七十八億八千万円になつております。お手元に差上げました一枚の表、これは普通貸付を扱つたものであります。
このうちの約三十億近いものがいわゆる更生資金、引揚者を主とする貸付でございまして、年々五億近い、四億七、八千万円という回収金がございまして、これを繰返して貸付しておるわけでございます。それ以外のものが、私どもが普通貸付と申しているものでございまして、これが二月末の残高は二百七十八億八千万円になつております。お手元に差上げました一枚の表、これは普通貸付を扱つたものであります。
現に更生資金引揚者の金は、資金のわくを別にいたしまして、更正資金にはそれだけ貸しておいて、それから一方普通国民金融公庫の貸付には別な貸付で貸している、こういうことができるのですから、これは経理の取扱いでできたはずです。
と申しますのは、一般の小口利用普通資金の貸付でございませんで、更生資金、引揚者等を中心といたしまする貸付でございますが、この点につきましては本年度の予算におきまして、新規資金の交付がございません。政府から新らしい貸付を願うわけに行きませんでした。従いまして本年度約四億六千万余の予算を組んでおります。これは全部更生資金の回収金を以て賄うことになつております。
○櫛田説明員 先ほどこたごたと申し上げましたので、あるいはとも存じますが、現在、事業資金の貸付の方は一人十万円、連帶いたします最高限度が百万円ということになつております心それから更生資金、引揚者、戰災者等のお方々等に対する特別の貸付が一万五千円、これもできれば近い将来において三万円程度にまでは上げてみたいということで、関係方面に話をしているような状況であります。