2004-11-19 第161回国会 参議院 本会議 第8号
人類が長い年月を掛け、犯罪学や刑事政策の知見を積み重ねて獲得した英知は、単に刑罰の応報的な対応のみで犯罪が抑止されるのではなく、犯罪防止のための原因の究明、分析や総合的な対応策の検討、犯罪者の再犯予防や更生施策等、様々な視点からの犯罪の抑止の取組が積み重ねられてきました。しかし、今回の提案ではこの点の十分な議論、検討がなされたとは思えません。
人類が長い年月を掛け、犯罪学や刑事政策の知見を積み重ねて獲得した英知は、単に刑罰の応報的な対応のみで犯罪が抑止されるのではなく、犯罪防止のための原因の究明、分析や総合的な対応策の検討、犯罪者の再犯予防や更生施策等、様々な視点からの犯罪の抑止の取組が積み重ねられてきました。しかし、今回の提案ではこの点の十分な議論、検討がなされたとは思えません。
過般の大戦の終結に伴い、海外にあったきわめて多数の同胞が本邦への引き揚げを余儀なくされることとなり、政府はこれらの方々に対して種々の援護更生施策を講じてまいったのでありますが、これらの引き揚げ者は海外において有していた財産をそのまま放置し、ほとんど無一物となって引き揚げざるを得なかったことなどから、これらいわゆる在外財産に関する処理の問題は多年論議の対象とされてきたところであります。
過般の大戦の終結に伴い、海外にあったきわめて多数の同胞が本邦への引き掲げを余儀なくされることとなり、政府はこれらの方々に対して種々の援護更生施策を講じてまいったのでありますが、これらの引き揚げ者は海外において有していた財産をそのまま放置し、ほとんど無一物となって引き揚げざるを得なかったことなどから、これらいわゆる在外財産に関する処理の問題は、多年論議の対象とされてきたところであります。
これら引揚者に対しましては、その実情にかんがみ、応急的な援護が行われるとともに、住宅の供与、更生資金の貸付等の援護更生施策が実施されてきたのでありますが、多年の懸案であった在外財産問題につきましては、昨年六月、内閣総理大臣から在外財産問題審議会に対し、在外財産問題処理のための引揚者に関する措置方針について諮問がなされたのであります。
政府は、これら引揚者に対しましては、その実情にかんがみ、応急的な援護を行うとともに、住宅の供与、更生資金の貸付等の援護更生施策を実施いたして参ったのでありますが、多年の懸案であった在外財産問題につきましては、昨年六月、内閣総理大臣から在外財産問題審議会に対し、在外財産問題処理のための引揚者に関する措置方針について諮問がなされたのであります。
従来、これら引揚者に対しては、その実情にかんがみ、応急的な援護とともに、住宅の供与、更生資金の貸付等の援護更生施策が行われて参ったのでありますが、昨年十二月、在外財産問題審議会より、内閣総理大臣に対し、在外財産問題処理のための引揚者に関する措置方針について答申が提出されたのであります。
政府は、これら引揚者に対しましては、その実情にかんがみ、応急的な援護を行うとともに、住宅の供与、更生資金の貸付等の援護更生施策を実施いたして参ったのでありますが、多年の懸案であった在外財産問題につきましては、昨年六月、内閣総理大臣から在外財産問題審議会に対し、在外財産問題処理のための引揚者に関する措置方針について諮問がなされたのであります。
政府は、これら引揚者に対しましては、その実情にかんがみ、応急的な援護を行うとともに、住宅の供与、更生資金の貸付等の援護更生施策を実施いたして参ったのでありますが、多年の懸案であった在外財産問題につきましては、昨年六月、内閣総理大臣から在外財産問題審議会に対し在外財産問題処理のための引揚者に関する措置方針について諮問がなされたのであります。
そのためにはこれを担当する所長あるいは職員一体となりまして、また省をあげてこの仕事の完成することを指針といたしまして、収容された不幸な児童の更生施策として長く世の中におこたえできるりっぱなものにいたしたい、かような念願でございます。これはもう私一人の気持だけではないのでございまして、厚生省といたしましてあげてこの気持に燃えていることをつけ加えましてお答えにいたす次第でございます。
また、近時国民生活水準の著しい向上にもかかわらず、これに足並みを合せることのできない低所得者階層に対しまして、新たに、医療費の貸付制度を設けるなどにより、これら階層に属する人々の防貧、更生施策を強化いたしたのであります。
(拍手) また、近時国民生活水準の著しい向上にもかかわらず、これに足並みを合せることのできない低所得者階層に対しまして、新たに医療費の貸付制度を設けるなどにより、これら階層に属する人々の防貧、更生施策を強化いたしたのであります。
去る第二十二回国会におきまして神近市子君外数名から提案されました売春等処罰法案は、皆様も御承知の通り、昭和三十年七月十九日法務委員会で否決され、次いで同年七月二十一日本会議において否決されたのでありますが、いろいろとありました否決の理由の中で最も大きなものと考えられましたのは、売春等処罰法案は売春婦女に対する保護更生施策を伴わぬことに最大の欠陥があるということでありました。
反対論の内容は、本法案が売春婦女に対する保護更生施策を伴わぬことに最大の欠陥があるとし、むしろ政府の売春問題対策協議会の答申を待ってしかるべく処置すべきであるとの議論であります。 討論を終結し、採決の結果、売春等処罰法案は少数をもって否決されたのであります。 本法案が否決されるや、直ちに売春等に関する決議が民主党を代表して山本粂吉君より提出されました。
これは提案者の方から御答弁があるのが適当かと思いますが、一応私の見解を申し上げさしていただきますと、その間に極力転業対策等の指導を加えまして、新しい法に規定されたような結果になりますように、業者の方あるいはいわゆる売春婦といわれる婦人の方々の更生施策を講じていただく準備期間ではなかろうか、私はそういうふうに解しておるのであります。
又、厚生大臣は、これらの対策、即ち転落の防止、闇女の更生施策等について如何なる努力が携われてあるか、お示し願いたい。なお、法務総裁は、人口問題とも関連し、闇堕胎の弊に鑑み、刑法の堕胎罪を廃止するの御意思があるかどうか、伺いたいと思います。 最後に吉田総理にお尋ねいたしたい。それは政権授受についてのあなたの御信念であります。
の増進をはかる等、すみやかに適切な施策を実施いたしますことは緊要なことでありますので、社会事業に関する諸般の調査を行い、社会事業施策の総合調整をはかりますのと、社会事業施設の指導及び社会事業関係職員の再教育並びに養成に必要な経費二千八百八十万六千円と、生活困窮者の生活を保護するため生活保護法の適正なる運営指導をはかり、生活保護法に関する調査、企画等に必要な経費千六百七十四万六千円と、傷痍者の保護更生施策
各種社会事業施設の指導と、社会事業に従事いたします者の素質の向上をはかりますため、前年度に引続いて東京、大阪の二箇所に社会事業学校を経営いたしますのと、生活保護法の適正なる運営指導をはかるため、調査企画等に必要な経費三千三百二十一万余円と、民生委員の活動は、社会福祉の増進にきわめて重要な使命をになうものでありますので、これが指導の強化をはかり、民生安定施策に寄與せしめます経費一千五百十万円と、傷痍者の保護、更生施策