1954-11-18 第19回国会 衆議院 労働委員会 第45号
当局側に大きな責任を負わねばならぬような問題が起きた場合でも、なおかつそれが曖昧模湖のうちに消え去つておる事実は幾らもあつたわけなんです。これは近江絹糸のあの事件を通しても大分出ていると思うのです。こういう場合に、それなら労働省当局は、責任を明らかにしてその責めを問い、あるいはそれに対する行政上の立場を明確に表明し、かつ行使せられたかどうか、実はそうではないのです。
当局側に大きな責任を負わねばならぬような問題が起きた場合でも、なおかつそれが曖昧模湖のうちに消え去つておる事実は幾らもあつたわけなんです。これは近江絹糸のあの事件を通しても大分出ていると思うのです。こういう場合に、それなら労働省当局は、責任を明らかにしてその責めを問い、あるいはそれに対する行政上の立場を明確に表明し、かつ行使せられたかどうか、実はそうではないのです。
そこで私が伺いたいのは、これは提案者がそういうお気持であるならば、主として政治活動を行うことを禁止するというような、まつたく曖昧模湖とした表現を用いないで、むしろ政治団体と申しますか、今提案者みずからもおつしやつたような政党的なものであつてはならないということを明確に御規定なさるべきではないか。
○中村(時)委員 事実曖昧模湖たる答弁でございますが、その合理化という意味は、経営という面から考えて行つた場合に、たとえば労働もあれば資材もある、設備、これは技術を含めたものもある、そういうふうに考えられるわけです。
ただこの機会に委員長を通じて政府にお願いして置きたいことは、こういうふうに審議会の整理改廃をやると同時に、なお国家行政組織法の規定に関連して、どうも曖昧模湖たる委員会がなおあるようにも思えるので、これらの点については十分政府で愼重に御検討頂きたいということと、もう一つは残つた審議会についても今後なお検討を加えるものもありはせんかと思いますので、そういう問題もこの委員会としては引続いて検討を加えて行くという