1999-05-13 第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
労働省では、大阪の豊能の美化センターについて調査をされましたところ、暴露濃度が働いている人の場合ですから周辺住民に比べて著しく高いということが判明したけれども、当面健康上の被害はないというようなことで報道されているわけでございます。 そこで、三点まとめてお尋ねさせていただきたいと思います。
労働省では、大阪の豊能の美化センターについて調査をされましたところ、暴露濃度が働いている人の場合ですから周辺住民に比べて著しく高いということが判明したけれども、当面健康上の被害はないというようなことで報道されているわけでございます。 そこで、三点まとめてお尋ねさせていただきたいと思います。
したがいまして、我が国の管理濃度とアメリカの暴露濃度では測定方法それから評価方法その他若干違ってございまして、そのまま単純に比較することは適当ではないのではないか、このような考え方でございますが、ただ、管理濃度につきましても諸外国の状況を見つつ、やはり数字自体は動いていく、こういうふうに考えてございます。
○露木説明員 先ほど申し上げましたように、現在条件整備を図っているわけでございますが、実は昨年安全衛生法を改正いたしまして、その中に作業環境測定結果の評価、こういうことを、実はILO条約の中につきましても暴露濃度ないしは作業環境の評価、そういうものを権威ある機関が定める、こうなっておりまして、実はそれも条件整備の一環として昨年法律改正をしたわけでございます。
例えば、五十四年の鉱山における坑内作業に関する環境調査結果ですかの中で、個人暴露濃度の測定のところで、坑内作業者のうちでも電車または自動車運転員、いわゆる動いて回るこういう方たちについては行動範囲が広くて一カ所だけのあ るいは数カ所だけの測定ではなかなかできないんじゃないか、だからそこらはこの個人のサンプラーを併用して測定をすべきじゃないかということも出されておるわけです。
「二酸化窒素暴露による実験動物での肺の気腫性変化の成立は明らかであるが、暴露濃度がある程度高く、暴露期間がある程度長期間であることを必要とする。」
暴露濃度は、従来影響が明確でなかった〇・四ppmを中心として影響が明らかな四ppmと全く影響の認められていない〇・〇四ppmの三濃度で行った。また、二回の慢性実験において〇・四ppmで影響が認められた項目を中心として〇・〇四、〇・一二及び〇・四ppmの暴露濃度で第三回目の実験を行った。 ラットを用いた特記すべき主要な成果は以下のとおりである。
○林(義)委員 慢性的なものを判断する資料はないというお話でありますが、動物実験でやった結果を最初に中央公害対策審議会が答申をしたときのデータから見ますと、マウス、ラット、ウサギなどの小動物をいろいろなNO2濃度の環境に暴露して飼育し、小動物に何らかの影響のあらわれる最低暴露濃度と暴露時間とを見た結果は、暴露濃度が〇・五PPmのときに四時間では肺細胞への影響があり、数ヵ月間たつと細気管支炎、肺気腫に