2009-03-24 第171回国会 参議院 環境委員会 第3号
一方、人におきましてはこの暴露実験というのはできませんので、そういう意味におきましては疫学調査を行っております。ただ、現時点においては、現在の環境における大気汚染と杉花粉症との関連について、増悪をさせるんだという明確な結論は今のところは得られておりません。
一方、人におきましてはこの暴露実験というのはできませんので、そういう意味におきましては疫学調査を行っております。ただ、現時点においては、現在の環境における大気汚染と杉花粉症との関連について、増悪をさせるんだという明確な結論は今のところは得られておりません。
そのために、研究を実施することとしているところでございまして、平成十三年度、健康局などにおきまして、一つは屋内空気汚染の実態調査あるいは疫学調査によります実態の把握、原因究明というもの、あるいは健康影響の診断、治療法あるいは室内環境評価法の開発、あるいは動物を用いた暴露実験によります健康リスク予測といった分野にわたります研究を行うこととしておるところでございます。
当の研究者も、今後は吸入暴露実験というようなものも実施していきたい、そういう予定であるというようなことも言っているわけでございます。 今回の報告は、ディーゼル排ガス中の微粒子についての健康影響を解明する上で新たな知見であると考えておりますが、環境庁といたしましても、これからさらにいろいろな継続的な実験研究の結果について注目をしてまいりたい、このように思っております。
ディーゼルエンジンの排出ガス動物暴露実験によると、肺胞の発育遅延など生体に強い作用を及ぼすことが判明しているということが報告されています。こういうことは環境庁はもうよく御承知のとおりだと思います。 時間が随分短いものですから私続けて言いますが、そういう住民に対する克明な調査によって出てきている考察です。
○古市政府委員 ただいま申し上げましたラットによる長期暴露実験では、かなり高い濃度と申し上げましたが、街頭で測定される高濃度の約十倍というものをかなり長期間吸わせた結果そういう所見が認められたということでございますが、この線維化につきましては、それがいわゆる前がん状態とかがんに発展するということは、そこまでは認められません。
環境庁が行いました動物の長期暴露実験におきましても、じん肺は発生しませんでした。したがって、スパイクタイヤ粉じんでじん肺になる程度を推定するのは現在のところできないと思います。 ただ、このじん肺というものは、御指摘のように、遊離珪酸を中心とする粉じんを長期間吸収する、また短期間でもかなり高濃度を吸収するということで起こる可能性が非常に高くなるわけでございます。
小動物を使いまして長期の暴露実験を行ってきたわけでございます。現在、専門家によって実験結果の評価検討をいただいている最中でございまして、できれば本年の夏ごろまでには最終的な取りまとめが終わるよう、検討の促進をお願いしているところでございます。
なお、この専門委員会は、これらの調査のほかに疫学調査、これは一つの有症率の調査でございますが、これに加えて動物実験とかあるいは臨床的な知見あるいは暴露実験等々を踏まえまして医学的に総合的に判断を下したものというふうに私は理解しているのでございます。
そのような調査を基本といたしまして、もう何遍も申し上げておりますので簡潔に申し上げますけれども、結論のみ申し上げますが、動物実験あるいは疫学調査あるいはその暴露実験等を踏まえて総合的に、医学的に判断を行ったものでございます。
この中に「大気汚染物質の生体影響について」という論文、業績内容の概要について報告がありますけれども、この中で興味を持ちましたのは「NO2の低濃度慢性暴露実験」、こういうものをやっております。これはこの中の七十ページのところにあります。
発表いたしますまでにいろいろな内外の文献を取り寄せて、この実験データ等を考えていろいろ御検討をいただいたわけでございますが、原則的には、今の我が国の大気汚染の状況で低濃度の長期暴露実験というものはやはり大事な実験だというふうには記載しているのでございます。
このため環境庁としましては、昭和五十九年度から、スパイクタイヤによる粉じんの小動物への長期暴露実験を実施しておりまして、当面その結果を待つということにしておるわけでございます。 以上でございます。
これは心拍数とか、呼吸数とか、まばたき、血圧、脳波誘発電位といったような生理的な指標、それからストレス反応としての尿中のホルモン量、それから睡眠影響につきましては睡眠の深さに着目をいたしまして、これは実験室においてでありますが、低周波そのものを単独に取り出しまして、それを暴露実験をやりまして、それでその影響を見る、こういうようなことでいろいろテストをいたしましたが、低周波単独では、一般に環境の中で見
その際に、国立公害研究所の二酸化窒素の低濃度長期暴露実験に関する昭和五十四年度の特別研究報告を引用いたしました。この時点では、いまの環境基準の下限値であります〇・〇四PPmでも九カ月、それから十八カ月、あるいは二十七カ月の暴露したラットの実験結果が、一は肺胞壁の肥厚化、二つ目は血液の性状の変化、三は血液の成分比の変化等が認められるという実験結果が出ていたわけでございます。
一つは、排出実態及び環境大気調査でございまして、沿道大気中あるいはディーゼル車等の排出ガス中にどういうものが含まれておるか等の実態調査を実施することといたしておりますし、また、健康影響調査といたしまして、動物を用いた暴露実験等を行うことにしておるわけでございます。
○政府委員(三浦大助君) ちょっと先生お医者さんですから少し専門的な言葉を使って恐縮ですが、一つは長期暴露実験にかかわる研究が八課題そこに載っておるわけでございます。
というのは、非常に暴露実験なんかをやってきますと長い。だけれども行政をやってきますと、短兵急みたいですけれども、余り長くかかる結論や意見だとちょっとこちらが間に合わぬですね。そういうお話をしたのです。そのためにいろんな施設、予算、人員のことがあったらおっしゃってくださいということでいろいろ懇談しまして、五十四年度につきましては営繕費を含めまして約七十九億国立公害研究所の方にあれしました。
と申しますか、そういったことの一つの指標による健康の影響の評価をこの方法としてやっているということでございまして、健康被害との因果関係という点についての明らかなデータというのは、御承知のようにいまのところ十分そろっていないわけでございまして、したがいまして、先般のお尋ねのときにも窒素酸化物による健康影響というものにつきまして、また健康被害というものにつきましての調査の手法の開発あるいは動物による暴露実験
からその結果についてのいろいろ問い合わせがあるようでございますが、しかし、その限りでも、なおいま部長が答弁しましたように、科学的な因果関係を明示する資料というものが得られないところにもどかしさがあるわけでございまして、環境行政はやはり科学的な知見というものをあくまでももとにしてというたてまえでございますので、なお少し時間がかかるかもしれませんが、しかし、それでもなお国立公害研究所などでも低濃度の暴露実験
WHOのレポートの中にも入っておりますが、ぜんそくの患者を、よくドイツはああいうことをやるものですが、暴露実験をしておるのです。〇・一ではやはり緊縮の問題の変化があらわれるわけですね。変化があらわれまして、先ほどの先生御指摘のこの図で言いましたならば、あれは恐らくAとBの間にあるのだろうと思うのです、あの一つのデータは。
NOxの問題はいろいろ議論されているところでありますが、体験的にやはり暴露実験では器質変化というものも見られるという結果が見られておりますし、社会的なケースとしてそういう濃度の暴露の機会がないにしても、現にPPmとしては低くとも、永続的な暴露を社会全体が受けているわけでありますから、これがもっと精密な測定の方法が発見されて、〇・〇二PPmなるものがいわゆる達成基準としても低過ぎるというならば高めることもあるでしょうし
部屋の換気の状況というものは無神経で、しかし国家全体では〇・〇二という基準というものを、まあ大きな暴露実験をやってみれば動物実験で器質変化が起こる、SOxに比べてこれは本質的にこわい問題であるからということで、〇・〇四というSOxの環境基準をこれは〇・〇二にした。
これまで、一酸化炭素の神経機能に及ぼす影響を、生理学的見地からの研究、疫学的立場からの研究、動物に対する一酸化炭素の慢性暴露実験に対する研究等を行ないまして、その結果、多大の成果はあげております。