2001-11-27 第153回国会 参議院 法務委員会 第10号
ですから、暴行、傷害、傷害致死などとは全然構成が違って、基本行為については処罰をしないのだけれども致死傷が発生したら処罰するという初めての犯罪であるということで、その点について法律家の立場から、例えばこういう点は気をつけた方がいいんじゃないか、こういう点はどうだろうかということがありましたら教えてください。
ですから、暴行、傷害、傷害致死などとは全然構成が違って、基本行為については処罰をしないのだけれども致死傷が発生したら処罰するという初めての犯罪であるということで、その点について法律家の立場から、例えばこういう点は気をつけた方がいいんじゃないか、こういう点はどうだろうかということがありましたら教えてください。
刑法の中の暴行、傷害、傷害致死、暴行をやるつもりだったが傷害になってしまった、傷害をやるつもりだったけれども運悪く亡くなってしまった傷害致死。殺そうと思った、あるいは死ぬかもしれないが構わないと思った未必の行為は故意犯ですから、故意犯と過失犯は根本的にやっぱり違う面もあると思うんですね。
○加藤説明員 殺人、強盗、放火、強姦といういわゆる凶悪犯と、粗暴犯、暴行、傷害、傷害致死、脅迫、恐喝というようなものを合計いたしまして、六二年ごろから調べてみますと、発生件数は、六二年に三百十二件、それから六三年が三百八件、六四年が二百六十五件、六五年が二百七十五件、六六年にふえまして四百四十六件、六七年に三百五十一件、六八年が三百一件、六九年が二百八十七件。
○布施政府委員 年末在院者の犯罪名別の人員でございますが、これを申し上げますと、昭和四十年度、これも年末の在院者でございますが、先ほど申し上げました九千四百四十七名につきまして、窃盗が四千三百二十八人、四五・八%、強盗が五百四十八、五・八%、詐欺が百三十二人、一・四%、恐喝千八十人、一一・四%、横領が三十七人、〇・四%、わいせつ姦淫が九百四人、九・六%、暴行傷害——傷害が大半でございますが、これが六百三十八人