1964-06-16 第46回国会 参議院 法務委員会 第33号
次に、具体的に警察庁長官にお尋ねをしますが、ことしの一月末日に「暴力取締対策要綱」をきめて、その中で、暴力組織の存立基盤に対する取り締まりの徹底、暴力犯罪の温床に対する取り締まり強化、この点を特に下部組織に指示をし、この方面の査察取り締まりに当たっていると言われておるわけです。このことは事実でありましょうかということが私の、お聞きしたい一つ。
次に、具体的に警察庁長官にお尋ねをしますが、ことしの一月末日に「暴力取締対策要綱」をきめて、その中で、暴力組織の存立基盤に対する取り締まりの徹底、暴力犯罪の温床に対する取り締まり強化、この点を特に下部組織に指示をし、この方面の査察取り締まりに当たっていると言われておるわけです。このことは事実でありましょうかということが私の、お聞きしたい一つ。
○稲葉誠一君 その「暴力取締対策要綱」というのは今年の一月二十日につくったというんですが、その前にはそういうふうな要綱というようなものはなかったんですか。
御参考まででございまするが、本年の警察の目標というのは、まず暴力の絶滅ということと交通事故の半減ということに置きまして、この暴力の絶滅のために暴力取締対策要綱というものを正月につくりまして下部に流しておりまするが、その第一は、私たち自身の体制を強めていくという取り締まりの強化ということでございまするけれども、第二といたしましては、その裏づけとなる法制の整備、法律の整備ということを強く要望いたしておりまして
○植木光教君 政府では、昭和三十六年の二月に暴力犯罪防止対策要綱をきめ、本年一月には暴力取締対策要綱を閣議で決定をいたしておりますが、先日もお聞きいたしましたように、一向に暴力犯罪がその後も減少をしておらない。そこで、関係の各省庁はこの閣議決定に基づいて一体どのような施策を講じてきたかということを、法務省、警察庁、文部省、あるいは厚生省、総理府の中背協、それぞれからお伺いをいたしたいと思います。
○日原政府委員 警察庁といたしましては、本年は交通と暴力を中心にやってまいりたいということで、先般国家公安委員会に暴力取締対策要綱というのを出しまして——本年度に限りません、今後ずっと続けていくわけでありますが、暴力取り締まりについて特に重点的に強力な取り締まりを実施していきたいということで、私どものねらいとしては、一つは、暴力の中でも暴力組織、これの実態解明あるいは内偵強化ということで、実態をできるだけ
われわれとしては非合法な、法律に触れる資金集めに対しましては、今度の暴力取締対策要綱にも明記いたしておりますように、どしどし法に照らして処罰、検挙していくという方針をとっておるわけでありまして、それ以外の合法的なあれは、個々の例は、どこまでが法に触れるかというようなことは、そのケース、ケースで判断せざるを得ないのでありまして、全般的に申し上げられることは、いま言ったような点を中心に、資金源も、法に触