1958-04-23 第28回国会 衆議院 法務委員会 第29号
四月の十六日でございましたか、参議院でのあっせん収賄罪と暴力取締り関係の法案の審議のために、法務大臣と竹内刑事局長がこちらに御出席できなかったので、十六日の衆議院の法務委員会は、法務省から川井公安課長、大蔵省から石野官房長、農林省から瀬戸山政務次官、経済企画庁から宮川官房長、科学技術庁から原田官房長、法制局から野木第二部長、以上六名の責任者の方に御出席を願って御質問申し上げたのですが、どうしても、大切
四月の十六日でございましたか、参議院でのあっせん収賄罪と暴力取締り関係の法案の審議のために、法務大臣と竹内刑事局長がこちらに御出席できなかったので、十六日の衆議院の法務委員会は、法務省から川井公安課長、大蔵省から石野官房長、農林省から瀬戸山政務次官、経済企画庁から宮川官房長、科学技術庁から原田官房長、法制局から野木第二部長、以上六名の責任者の方に御出席を願って御質問申し上げたのですが、どうしても、大切
今回政府提案の刑法の一部を改正する法律案において、あっせん収賄罪を新設し、暴力取締り関係としては、いわゆるお礼参りを処罰する規定を設け、さらに持凶器集合罪を新設し、また、輪姦的形態をもってする強姦、強制わいせつ罪等を非親告罪に改めるとともに、これに呼応いたしまして、刑事訴訟法については、お礼参りの権利保釈の制限、被告人の退席処置を講ずることなどの一部改正をなし、さらに、刑事事件の証人もしくは参考人、
暴力取締り関係の質疑を行います。御質疑の方は御発言願います。なお、本日、唐澤法務大臣、横川政務次官、石井警察庁長官、竹内法務省刑事局長、中川刑事局長、山口警備局長、その他法務省から辻参事官、川井公安課長、神谷参事官、以上の方々がお見えになっております。
○委員長(青山正一君) 別に御発言もなければ、暴力取締り関係の法規は一応終了することとし、明日、二十二日午前十時より、三案全部について、審査中保留された事項の質疑並びに総括質疑に移りたいと思いますが、さよう取り扱うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
なお、委員の皆様に申し上げますが、法務委員会は本日当連合審査会終了後、開会されることになっておりますし、法務委員会におきましては、まだ暴力取締り関係の質疑にも入っておりませんので、連会審査会は午後一時ごろまでに終了いたしたいと存じますので、この点、御了承願いたいと存じます。
また、暴力取締り関係につきましては、輪姦的犯罪や、厳物損壊罪等を非親告罪とし、新たに持凶器集合罪を設け、権利保釈を制限し、公判廷における被告人の退廷措置を講ずる等、多くの重要な改正がなされておりますが、これらの内容はもとより、運用の面におきましても、国民の自由権との関連におきまして注目すべき問題を含んでいるように考えられます。