1948-03-25 第2回国会 参議院 司法委員会 第6号
まあ最近の事態に對處するためにも必要でありまするし、人間を尊重いたしまして暴力を否定するという新憲法の精神とも一脈通ずるものであろうと考えるのであります。警察犯處罰令にはなかつた規定でありまするが、このたび新らしく右申上げたような趣旨によつて規定いたしたのでございます。
まあ最近の事態に對處するためにも必要でありまするし、人間を尊重いたしまして暴力を否定するという新憲法の精神とも一脈通ずるものであろうと考えるのであります。警察犯處罰令にはなかつた規定でありまするが、このたび新らしく右申上げたような趣旨によつて規定いたしたのでございます。
(拍手) 又軽犯罪法の問題につきまして、昨日本議場における鈴木法務総裁の答弁の中に、この法律は労働運動には適用しないという答弁があり、更にそうした意味のことを附加える必要があれば附加えてもいいと答えておるが、それならばむしろ法案を作成し直して出したならばどうか、こういう御趣旨のようでありましたが、私はこの点に対し、こうした種類の法律が過去において社会運動に、例えば暴力行爲取締令というようなものが立法
殊に刑事事件とは関係なしに、國家の公権力によらないで、私人又は私人団体の力によつて、不法に自由を拘束された場合、たとえば精神病者であるとして、法規の手続によらないで監置されたり、あるいは政爭関係、選挙関係、労働爭議の関係などから、反対側の暴力または強制によつて、抑留もしくは拘禁されたりした場合等に、これら不法な拘束を現実に排除して、迅速に身体の自由を取りもどすために、適切な法律上の手段方法は欠けているのであります
恰も今日の労働攻勢が、日本再建の妨害を策し、更には暴力革命の手段として敢行せられておるやに宣傳し、長き封建生活に慣れた一般國民に呼びかけておる実情であります。良識ある労働階級が、どうしてこんな考え方で動き得るでありましようか。今日の労働攻勢は、決して企業利潤の分配に向けられておるのではない。ましてや政治革命の手段対象など夢想だにしないところであります。
しかしながら、偏つた思想と極端な政治活動は、帰するところ暴力革命に導く危險を包藏するのみであつて、断じて平和に通ずる道ではありません。この意味において、われわれは責任感の伴わない自由を排斥します。同時に、正義の名に隠れた利己主義をも排斥します。
併しながら偏つた思想と極端な政治行動は、帰するところの暴力革命に導く危險を包藏するのみであつて、断じて平和に通ずる道ではないと思います。この意味において、我々は責任観の伴わない自由を排斥します。我々は飽くまでも眞の民主主義を守つて中道を歩み、勤労を尊重し、会連帯、國民協同の理念の下に、生産の増大と分配の公正とを同時に実現することを企図するものであります。
ないことが一番いいと思うのですが、しかしこれは主として道義に関する事柄を規定したもので、労働組合の運動とか、農民組合の運動というような社会運動に関する取締規定とは違うと思いますが、しかし過去においても暴力行為取締令というような法律が施行されるときに、これは労働運動や農民運動には適用せぬと言つておきながら、実際そういう法律ができると、行政官廳はこれを適用した例があるわけであります。
しかし共産党の攻勢は旺盛でありまして、佛國においては、シユーマン首相は、最近フランスの共産主義者はチエツコ式のクーデタをすぐ実行する計画はないが、心配なのは、近隣諸國で社会的混乱が起つたときにそれが傳染する危險である、われわれはすでに行政及び警察機構を強化したから、國家体制を内部から轉覆させようとするような暴力企図を防止する自信はあるがしかし、もちろん危險は存在しておるのである、殊に共産主義者は到る
只今御説明の中に勞働情勢から止むを得ず、これは支出したという、これは大藏當局の御説明でありますが、そうしますと、ストライキというようなことで、或る意味から言うと、脅かされて、止むを得ずやつた、そういたしますれば、私は只今御説明になつたような憲法違反と申しますか、財政法、會計法に違反したことが、こういう勞働情勢によつて、いわゆる國會の議を經ないで、いわゆる實力によつて、極端にいえば暴力によつて行われる
殊に刑事事件とは關係なしに、國家の公權力によらないで、私人又は私人團體の力によつて、不法に自由を拘束された場合、例えば精神病者であるとして、法規の手續によらないで監置されたり、或いは政爭關係、選擧關係、勞働爭議の關係等から、反對側の暴力又は強制によつて、抑留若しくは拘禁されたりした場合等に、これら不法の拘束を現實に排除して、迅速に身體の自由を取りもどすために適切な法律上の手段方法は缺けておるのであります
從つて採決を避けるためにはあくまで結論を出してはならない、この方針のもとに多少暴力的ではあつたが、非常手段として、委員長に對し大要次の如き申入れを行つた。
こういうような列車には買出しが計画的に乗つてまいりまするし、また御指摘のように、非常に暴力をもつて窓を叩いてはいつて來る。つきましてはこれらに対して、持つておりまする荷物を旅客鉄道では制限をいたしておりますし、漸次その面につきまして、最も混雑時をねらつで來るというような列車に対しては、あらかじめ乗車制限をすることよりほかに途がないのであります。
私もその訃音を聞きまして、ただちに新聞通信によりまして、心からなる哀悼の意を表し、平和主義者を失つたこと、並びに暴力否定者が暴力に倒れたことは、まことに悲しむべき出來事であるという意味の言葉を申し述べておるのでありまして、これは一、二の新聞にも載つておつたことであり、私の心持がただちにこれらの通信を通じて出ておるような次第であります。
次に反対論の一つといたしまして、かくのごとき内閣総理大臣の要求に対して許諾を與えることは、將來官僚の手に國会が蹂りんせられ、官僚独善の暴力によつて國会を蹂りんせられるおそれがある、かように言う人があります。しかしながら、この点につきましては、私は意見を異にしておるのでございます。
それらの準備等が急速に進展いたしません関係上、時折列車内でそういつた強盗的な事故、あるいは盗難事故等も起りますし、また過去においても集團的な暴行、占席等の暴力的な行為が行われたことも事実でありまして、現在においても東北線において急行列車その他が通つておりません関係上かなり雜沓もいたし、また治案と申しますか、交通秩序がとかく乱れがちで、最近は列車の窓ガラス等も折々壊されることも見受けておりますので、これらのことに
かように考えておりますので、將來といえども日本國内に暴力革命が起つたときに、その鎭圧に対して外國に依存するというような考え方は、恐らく日本國民の大多数の同意を得られないことを確信いたしておるのであります。必ずしも深川さんの御心配になるような意氣地のない國民ではなかつたと考えます。
○深川タマヱ君 先程の外務大臣のお言葉の通り暴力革命の成否は必ずしも軍隊の存否とは関係ないこととは存じますけれども、將來万一軍隊の解散された後の日本に暴力革命が起つたと予想いたしましたときには、その第一順位はどこの國の軍隊が來で治安を維持してくれるのか、こういう順位を予め私は立てて置くことが非常に大事なことと存じます。
○深川タマヱ君 もう一つ続けてお尋ねいたしますが、どのくらいな警察人員を置かれるのかよく分りませんけれども、將來若し過去にその不安があつたような労働攻勢が激しくなりまして、暴力革命の慮れが懸念されるような場合の内地の治安維持、それに万全が期せられるのでございましようか。
はたして憲法は、かくのごとき暴力を認めているでありましようか。(拍手)憲法第二十九條には、明瞭に私有財産権を認め、財産権を侵してはならぬと定めている。公正な補償でなければ公共の用に供してはならぬことを定めているのであります。しかるに何ぞや。生産者の意思はもとより、國会にもかけず、ただ官僚が勝手に決めている。高い安いは別問題である。
それは恐らく今度の改正要旨の一つの要点としましては、ボスなんかがいて、一方的に暴力をやつたところが、それを虞れて、あの告発なんかした場合に、あとで仇されるのを虞れて、それで告発しないで泣寢入りをする。
第一次欧州大戰後のドイツの復興状態をしばらく回顧いたしまするに、かの有名なるワイマール憲法を制定して、平和的民主的ドイツの復興を企ててましたにもかかわらず、敗戰後の社会的、経済的弱点に乘じまして、急進社会主義者等の跋扈は、ややともすれば暴力革命を誘導せんとし、他面ユダヤ暴力の利己的跋扈によつて、國家の存立を無視する経済秩序の破壊的行為があり、ドイツはまさに累卵の危うきに立ち至たつたことは、御承知の通
犯罪の予防檢挙の方法としましては、各府縣それぞれあらゆる手を打つておりますが、内務省といたしましては、本年に入りまして、暴力團檢挙、列車内犯罪の取締り、すり防犯運動、兇惡犯罪の一齊取締り、盗犯防止運動等を行いまして、犯罪の予防檢挙を企画化いたしまして、その効率的方法を講じてまいつたのであります。
その御意見は、各種の観点よりいたしまして、文化國家建設、民主議会確立のため議事の円満なる進行を期し、暴力を排除するということについては、大体においてどなたも同樣でございました。
いやしくも代議士を処分するに、めんどうくさいから、時間がないから、何でもかでも処分しなければならないという態度こそ、それこそ暴力以外の何ものでもなく、独裁的のものであり、非立憲的なものであつて、われわれは断じて許すべからざることであると思います。 委員会の空氣は、ただいま、そこにおいてこれをやじつた通り、めんどうくさいから処分してしまえということである。