2021-07-15 第204回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
仕事がなくなる、お店が潰れるということは、家族がいらっしゃれば暮らし自体が成り立たなくなるということです。大臣がやらなくてはいけないのは、そうした事態に陥らないようにいろいろな措置を考えていかなきゃいけない。だけれども、大臣が今回したことはその三つの三点セットです。暮らしを潰そうとしている、そうとしか考えられません。
仕事がなくなる、お店が潰れるということは、家族がいらっしゃれば暮らし自体が成り立たなくなるということです。大臣がやらなくてはいけないのは、そうした事態に陥らないようにいろいろな措置を考えていかなきゃいけない。だけれども、大臣が今回したことはその三つの三点セットです。暮らしを潰そうとしている、そうとしか考えられません。
新型コロナウイルスとの戦いは、治療法や治療薬がそろっていない現状では長期戦となることは覚悟しなければならないことですが、今のまま八割接触削減の自粛を続けるだけでは、例えば九割の収入が減ったり、仕事がなくなれば、暮らし自体が成り立たなくなります。もちろん命は何物にもかえられませんが、感染症予防対策と経済対策の両立を図り、命と暮らしをともに守っていくことが重要です。
むしろ権利というよりは、そこで生活する人間の意識なり、またそこでの考え方なり、それぞれの人間の暮らし自体がこうした社会の存在に規定づけられているというふうに考えていいということでしょうか。
しかし私は、もう今日これだけの日本の経済の規模になってくると、その態度ではやっていけない、やはり世界とともにわが日本の経済もあり、われわれの暮らし自体も、世界の繁栄、安定した暮らしとともにあるという姿勢をとっていきませんと、わが国自体のあり方というものも壁に行き詰まることになるであろう、こういうふうに思うわけであります。