1947-11-26 第1回国会 参議院 本会議 第57号
それから整理の見通しはどうなつておるかという質問に対しまして、本年の九月六日に一應暫定評價基準が決まりまして、十月の中旬にこれに関する法令上の措置が講ぜられたのである。目下中間処理の段階にあるのでありますが、九月に改正がありまして、又今回のこの改正によりまして、整理は一段進捗するであろうということであります。
それから整理の見通しはどうなつておるかという質問に対しまして、本年の九月六日に一應暫定評價基準が決まりまして、十月の中旬にこれに関する法令上の措置が講ぜられたのである。目下中間処理の段階にあるのでありますが、九月に改正がありまして、又今回のこの改正によりまして、整理は一段進捗するであろうということであります。
○政府委員(愛知揆一君) この暫定評價基準の方は、すでに六月二十五日に決まりまして、それから公債、その他につきましても評價基準が決つておるわけでありますが、それをも動かすということは困難かと思うのでありますが、尚併し只今のお話は、將來の補償の問題と關聯いたしましての根本的な御意見でございますので、一つ政府側におきましても十分檢討する機会をお與え願いたと考えまするし、又必要に應じましては、所要の措置を
○赤澤與仁君 只今のお話に対しまして、政府委員は承知したと申されたわけでありますが、そういたしますと確定評價基準なり、あるいは暫定評價基準というものとの関聯性があるのではないかと思いますわけでありますが、そういうような基準でも、改めてお考えになるという御意思があるわけでございますか。
又再建整備の現状についてのお尋ねもあつたのでありますが、再建整備は今日御承知の通り暫定評價基準によつて大体の整理をいたし、更に確定評價基準によりまして、最終的の整理を終るのでありまするが、今日大体これらの基準は決まつておるのであるが、未だ法的にこれが決定をしていないのであるが、調査は進捗しておる。
まず委員から、金融機関再建整備の現況いかんとの質問があり、政府から、金融緊急措置令の改正、金融機関経理應急措置法、金融機関再建整備法、この三つの法制の上に立ち、現在進行の過程にあつて、大体中間処理と最終処理の二段階にわけることができる、中間処理とは、金融機関の暫定評價基準というものをつくつて、金融機関の旧勘定を整理した結果、第二封鎖預金をどれだけ支拂えるかという見透しをつけて、その支拂い得る額を第一封鎖預金
評價につきましては評價基準というものが必要なのでありまするが、金融機關につきましては暫定評價基準と確定評價基準とその二つと考えております。暫定評價基準というものはどういうものでありまするかというと、金融機關の極く大體の資産負債の見當を付けまして、そうして成るべく早い機會に第二封鎖預金の解放をしようというのが趣旨とするところであります。これは極く大雜把な評價基準でございます。
前囘私がお尋ねいたしましたのは、金融機關再建整備法に基く評價基準も発表せられておる現在、この保險會社の中央會から引繼ぐ新勘定、舊勘定の資産竝びに負債は、それを適用するのかどうかということを質問いたしましたのに、政府委員から暫定評價基準によつてやるというお答えを得たのであります。
それから内藤委員より生命保險中央會竝びに損害保險中央會の移讓すべき資産の評價基準は、いかなるものによるべきであるかというお尋ねでありましたが、この點につきましては、ただいまのところ金融機關再建整備法によりますところの評價基準、すなわち移讓の際までに評價基準が確定したものについては、確定評價基準により、それまでに確定評價基準の決定せざるものは、暫定評價基準によるというふうに御了解願います。
その中間處理というのはどういうことかというと、金融機關の暫定評價基準というものをつくりまして、その暫定評價基準に基きまして金融機關の舊勘定を整理した結果、金融機關の舊勘定の預金、すなわち第二封鎖預金をいくばく支拂い得るという見透しがつくわけであります。