2018-07-19 第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
そして、あの五百ベクレルの暫定規制値を変えたときに、私も記憶にある、あのときには、あの時点で安全は確保されていたが、より一層食品の安全と安心を確保するためとして百ベクレルに引き下げた。福島県の農林水産業は大打撃を受けましたよ。なりわいが成り立たずに、農業をやめる、漁業をやめる方々がたくさん出てきた。
そして、あの五百ベクレルの暫定規制値を変えたときに、私も記憶にある、あのときには、あの時点で安全は確保されていたが、より一層食品の安全と安心を確保するためとして百ベクレルに引き下げた。福島県の農林水産業は大打撃を受けましたよ。なりわいが成り立たずに、農業をやめる、漁業をやめる方々がたくさん出てきた。
食品の基準値については、当時の政府、念のため、これは現在の自公政権ではありませんが、平成二十四年四月、すなわち大震災の一年後の平成二十四年四月に、一般食品で一キログラム当たり五百ベクレルとしていた暫定規制値を百ベクレルに引き下げました。なぜ引き下げたのか、その考え方を改めて確認したい。お願いします。
食品中の放射性物質の規制値につきましては、平成二十三年三月十七日に、事故後の緊急的な対応として、当時の原子力安全委員会が年間線量五ミリシーベルトに基づいて飲食物摂取制限に関する指標として設定した五百ベクレル・パー・キログラムを暫定規制値としたところでございます。
平成二十三年三月十七日に対応された暫定規制値、これが、五百ベクレル、五ミリシーベルトから、平成二十四年四月一日に新基準に見直しをされたわけであります。放射性物質を含む食品からの被曝の上限を五ミリシーベルトから一ミリシーベルトへと引き下げる、これをもとに、一般食品五百ベクレルから新基準百ベクレルに見直しされたわけであります。
東京電力福島第一原発事故後に設定した暫定規制値については、より一層の安全、安心を確保するため、長期的な観点から、平成二十四年に現在の基準値を設定したものと承知をしておるところです。基準設定の際は、薬事・食品衛生審議会や食品安全委員会の多くの専門家の議論を踏まえて、食品の安全性が確保できるように設定をされているところです。
原発事故後、食品の放射性物質の暫定規制値、一キロ当たり五百ベクレルからスタート、野菜、穀物、肉、魚など、現在は一キロ当たり百ベクレルです。この基準値で人体への影響がないということは言い切れません。なぜなら、その基準値以下の農作物を何年も食べ続けたグループとそうでないグループを何年にもわたり比較し、人体にどのような影響があったかを分析した医学的、科学的臨床データはそもそも存在しないからです。
当時は暫定規制値、これは三月十七日に設定されて、それ以降だと思うんですが、この福島県内の農林水産物、ホウレンソウをモニタリングした。しかし、きめ細かな調査ではないんですね。限られたポイントで調査される。会津地域におけるサンプリングはないんですね。その結果が、五百ベクレルを超えたということになったんですね。 しかし、対応が問題ですね。
福島原発事故の直後におきましては、緊急的な対応として、原子力安全委員会で定められていた指標、これは一年当たり五ミリシーベルトでしたけれども、これに基づきまして暫定規制値を設定いたしました。当時は、一般食品五百ベクレル・パー・キロでございました。
福島原発事故の直後に設定いたしました食品中の放射性物質の暫定規制値につきましては、先生御指摘のとおり、緊急的な対応として、原子力安全委員会で定められていた指標に基づき設定したものでございます。そのため、長期的な状況に対応する基準値のあり方を検討することとしておりました。
そうすると、どういう内容のものであるかということについて、購入金額が異常に高過ぎるとか、精度が出てこないとか、やはりそういう内容についてきちんと調査をするということが大事だと思うんですが、どうも今のお話を伺っておりますと余りはっきりしないんですが、実際には、例えば食品の汚染について暫定規制値以下なのかどうかということを調べるにしても、測定器自体が、精度が必ずしもばらつきがあってよくわからない、そういうふうなものが
また、牛肉、稲わら等から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されましたことを踏まえて、実質的に畜産農家の負担なしに代替飼料が供給されるよう、昨年の八月五日から、農畜産業振興機構を通じまして畜産農家への飼料の現物供給を行っているということは御承知のことだろうというふうに思います。この対策につきましては、岩手、宮城、福島、茨城で活用されておりまして、福島県につきましても利用をされております。
私も同じ観点からのお話ですが、そこでは、暫定規制値と新しい基準値という二つの安全基準の間で大変苦しんでいる状況を私も聞いてまいりました。 御存じのように、四月一日から食品中の放射性物質の新たな基準値が設定されて、今までの五百ベクレル・パー・キログラムの暫定規制値から百ベクレル・パー・キログラムの新しい基準値に変更された。
○副大臣(辻泰弘君) 食品中の放射性物質についての新たな基準値は長期的な状況に対応するため設定したものでございまして、より一層食品の安全と安心を確保する観点から、これまでの暫定規制値で許容していた五ミリシーベルト年間線量から年間一ミリシーベルトに基づく基準値に引き下げ、今年四月一日に施行させていただいたものでございます。
けた後の長期的な状況に対応するという意味で、今回新しい基準値を、一つは、食品の国際規格を作成しているコーデックス委員会の指標で年間一ミリシーベルトを超えないように設定をされているということ、また、これは農水省さんなどとも協力をしてモニタリング検査の結果、多くの食品からの検出濃度が時間の経過とともに相当程度低下傾向にある、こうしたことから、より一層安全、さらに安心していただくという観点から、これまで暫定規制値
○政府参考人(高井康行君) 食品中の放射性物質でございますけれども、これまでは暫定規制値を超える食品が流通しないように、必要に応じて、食品衛生法に基づく回収等の措置又は原子力災害対策本部の決定に基づく出荷制限指示が行われているところでございます。その上で、一層の安心を確保するために学校等で給食の検査が実施されている。
その結果、福島県におきましては、約千六百戸の農家に牛ふんの堆肥で暫定規制値を超えているものが保管されております。そのうち、八千ベクレルを超えるものも若干存在しているという実態でございます。 なお、保管している数量の方につきましては、汚染部分の分別等を確認しながら引き続き調査をしているという実態でございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生のお触れのとおりに、新たな規制値の施行というふうなことを待たずに、私どもといたしましては、この飼料の暫定規制値を改訂いたしました。それが三百から百ベクレルと、こういうふうにしたところであります。 そうしますと、当然、飼料のいわゆる確保というものが必要になってまいります。
より一層食品の安全と安心を確保するという観点から、現在の暫定規制値で許容している年間五ミリシーベルトから年間一ミリシーベルトに基づく基準値に引き下げますが、一般食品が一キログラム当たり百ベクレル、牛乳は一キログラム当たり五十ベクレルということなんですが、今までにモニタリング検査のデータがあると思うんですが、この新基準値の食品ごとの超過割合というのが気になるんですけれども、特に牛乳それから牛肉はどうなっているでしょうか
○政府参考人(三浦公嗣君) 現在の暫定規制値に適合している食品は健康への影響はないと一般的に評価されておりまして、安全は確保されているものでございますけれども、食品の国際規格を作成しているコーデックス委員会の指標で年間一ミリシーベルトを超えないように設定されているということ、モニタリング検査の結果で多くの食品からの検出濃度は時間の経過とともに相当程度低下傾向にあることなどを踏まえまして、より一層の食品
その上で順次質問させていただきますけれども、まず第一番目の質問は、福島の東電の第一原発の事故との関連からということで、放射性物質の暫定規制値の見直し対策ということについてお伺いさせていただきたいと思います。 四月から新たな規制値、牛乳は四月からで、牛肉については九月の末まで暫定措置をとられるということでございますけれども、これが適用される。
○今井政府参考人 食品の暫定規制値の見直しと畜産物生産の御質問にお答えいたします。 食品の新たな基準値を超えない畜産物を生産するためには、それに対応しました飼料に早く切りかえることが重要であります。 このため、農林水産省といたしましては、食品の新たな基準値の施行を待たずに、二月三日の時点で、牛の餌の暫定許容値を三百ベクレルから百ベクレルに改定いたしました。
○政府参考人(高橋博君) 農林水産省といたしましても、ただいま両大臣からお答えがございましたとおり、今回の新しい基準値につきましては、これまでの暫定規制値に適合する食品の安全性は確保されておりますが、より一層食品の安全と安心を確保する観点から見直したものであるというふうに承知をしているところでございます。
農林水産省は、関係機関と緊密に連携しながら、食品衛生法の暫定規制値を超えるものは流通させないことを旨として取り組んでおります。特に、二十四年産の米については、二十四年産稲の作付に関する方針に基づき、三月九日に具体的な作付け制限区域等地域ごとの作付けの取扱いを公表したところであり、今後、作付け前の放射性物質の吸収抑制対策等の取組や放射性物質の検査体制の強化等の推進に努めてまいります。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、事故が起こった後、まず暫定規制値を国際基準に合わせて作りまして、これもう十分に安全な基準ではございます。
昨年十月から十二月のデータにおいて、暫定規制値では福島県の魚介類の四・五八%が基準値を超えていますが、この数値、実は、新基準値に適用すると、三四・九三%が基準値を超えてしまいます。果実が、一・四三から、九・九八%に基準値を超えるものがふえます。キノコは、従来の基準値であれば六・四一%が超えていたものが、一七・九五、そして米は、〇・一六であったものが、一・二八%が基準値を超えます。
これは、今まで適用してまいりましたのは暫定規制値ということでございまして、今回の事故後、緊急時のものとして設定したわけでございます。そのために、長期的な状況に対応する新たな基準値が必要ということは、原子力安全委員会等からもその御意見をいただいてきていた経緯がございます。
厚生労働省は、現在の放射性セシウムの暫定規制値に適合している食品は、健康への影響はなく、十分に安全が確保されているが、しかしながら、より一層の食品の安全と安心を確保するという観点から、現在の暫定規制値で許容している年間線量五ミリシーベルトから一ミリシーベルトに基づく基準値に引き下げられます。
農林水産省は、関係機関と緊密に連携しながら、食品衛生法の暫定規制値を超えるものは流通させないことを旨として取り組んでおります。 特に、二十四年産の米については、二月二十八日に公表した二十四年産稲の作付に関する方針に基づき、具体的な作付制限区域等、地域ごとの作付の取り扱いを早急に決めてまいります。