2004-02-09 第159回国会 参議院 予算委員会 第5号
政府・外務省の説明でも、この無償資金協力の半分以上は、CPA、米英占領軍による暫定行政当局が実質的に支配するイラク暫定統治評議会などを通じて提供されるとしています。このような資金提供は、米英軍による不法な占領に加担し、それを固定化させるものであり、断じて許せません。
政府・外務省の説明でも、この無償資金協力の半分以上は、CPA、米英占領軍による暫定行政当局が実質的に支配するイラク暫定統治評議会などを通じて提供されるとしています。このような資金提供は、米英軍による不法な占領に加担し、それを固定化させるものであり、断じて許せません。
○佐々木(憲)委員 暫定行政当局、CPA、これはどういう扱いになるんですか。ここには出すんですか、出さないんですか。
先ほど山中参考人が出された資料でも、現地のイラクの人々は国連による統治よりも今の暫定行政当局による統治の方をもっと嫌っているわけでありますから、そういうようなイラクの人々の声に謙虚に耳を傾けていくべきではないか、このように考えております。 以上です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国連の決議でも今の暫定行政当局、米英に権限を与えるということを決議しているわけですね。これは、今米英が手を引いたらどうなるんでしょうか。国連、国連軍というのは持ってないんです、国連の治安部隊もないんです。そういう中で、今の治安の回復ももちろん、復興支援についても国際社会が協力しようと。