1993-11-26 第128回国会 参議院 本会議 第7号
しかしながら、五百十一という現行定数は、附則で当分の間認められた暫定定数であり、公職選挙法の本則が定める衆議院の定数は四百七十一なのであります。これまで数次にわたり定数是正を行う際に安易に総定数を増加したことで調整してきたツケでしかありません。そうであるならば、今回のような抜本的な改革を行う際には、本来の四百七十一を基本とすべきであることは当然ではないでしょうか。
しかしながら、五百十一という現行定数は、附則で当分の間認められた暫定定数であり、公職選挙法の本則が定める衆議院の定数は四百七十一なのであります。これまで数次にわたり定数是正を行う際に安易に総定数を増加したことで調整してきたツケでしかありません。そうであるならば、今回のような抜本的な改革を行う際には、本来の四百七十一を基本とすべきであることは当然ではないでしょうか。
要は、国民が、今大変な改革をお願いし、御無理をお願いしているときに、どのようなことをお考えになっているのかということに思いをいたせば、私どもは、やはり定数是正のときに痛みを避けて、結局、過疎県の定数を減らし、そして過密県の定数をふやしていくという方法をとらずに、過密県の定数を一方的にふやしてきたということが非常に多かった結果、現在のような暫定定数になっておるわけですし、地方議会においても、我々の同志
国勢調査の公式集計がまとまれば抜本是正をする旨の条件づきの暫定定数で前回総選挙は行われたと承知いたしております。公式集計も済みましたが抜本是正の動きは見られません。総理の任期中にいかがなさいますか、お尋ねをいたします。
第二は、本則定数と暫定定数との使い分けが依然として放置されていることであり、いつまでも建前と本音が一つの法律の中に同居しているようなことは許されないものと考えるからであります。
○宮地政府委員 定員全体の充足率については、ただいま手元に資料を持ち合わせておりませんが、たとえば、特に看護婦について申し上げますれば、看護婦については、もちろん欠員がない状態でございまして、さらに看護婦については、新設の医科大学等について申せば、看護婦の確保対策ということで、たとえば暫定定数というような形で看護婦について確保を図るというようなことで対応しているというのが現状でございます。
そうなりますと、勢い一等級の延伸部分の方に何号か歩いていただくと、そうせざるを得ないわけでございますが、現在はとにかく行(一)表の方へ移行するということが強く要求されておりますので、毎年大蔵省とも交渉いたしまして暫定定数の確保に努力している次第でございます。
ですから、そういったところにつきましては、つまり暫定定数と申しますか、標準職務表の範囲内で、しかし、きちっとした標準職務ということを余り考慮しないで、職員の処遇改善というような配慮から暫定的ないろいろな配慮をしているわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(勝見嘉美君) 三等級の暫定定数ということで獲得していることは事実でございます。
○橋本敦君 せっかく、いま言ったように、暫定定数で予算定数を六ないし八取りながら、実際の運用で三等級にしてもらえる人がわずか一名とか二名とか、こういう現状になっている。
その一つの方法といたしましては、そういったピークが将来五年なり十年の先に来るというときを考えて、仮に定員の一挙の増というものが不可能であるとしても、言ってみれば定数をお借りしておくというような形で、暫定定数ということでピークが去った場合にはもとの定数に戻すとかというような方法もあるいはあろうかと思いまして、そのような方法も検討し、関係当局とも御相談もしたこともありますが、これもやはり必ずしも私どもの
一つは、暫定定数の運用でございます。先生も御承知と思いますが、速記の一等級監督につきましても、暫定行(一)二等級適用、あるいは速記副監督につきましても、二等級と一等級暫定適用、それを漸次改善しまして現在まで来ておるわけでございます。この点につきましては、今年度もこれからのこともございますので、漸次改善していきたいと考えております。
というようなことで、そういう仕組みになっておりますので、なかなかむずかしいんでございますが、しかし、さればといって、新陳代謝が少なくて、長く下のところに、能力もあり、上の職に適格であるにもかかわらず、抑えられておるというような状態では困りますから、そこで、その処遇につきましては、上位等級に暫定定数を設定していただくということを大蔵当局と交渉いたしまして、現在でもその扱いをある程度やっておるわけでございます
したがいまして、現在では、なるべく上位の暫定定数を取って、拡大して、それで解消していきたい、一般論としてはそう考えておりますので、あとは運用においてなるべく不満のないようにやっていきたいと考えております。
ただ、二等級から一等級という点につきましては、暫定定数等もございますので、それを運用と申しますれば、運用面においてなるべくその点が不満のないような形でやっていきたいとは思っておりますが、この点につきましては、若干われわれも遺憾と思っております。
四十九年度以降、三等級の暫定定数をある程度認めてもらいまして、五十二年度におきましては、そのうち一部本定数を認めてもらうことになっております。
そういうことで、私の方も級別の定数等の取り扱いにおいても、暫定定数の形で出しましたりして、それに対処してきているということで、ただいまある省の例を挙げられましたけれども、いわゆる課長、課長補佐、係長という体系でいくもののほかに、専門官的なものを各省としましてもいろいろつくりまして、そういう役職、役割りと申しますか、そういう職責を明らかにして給与改善をしてくれという姿で持ってまいるということも事実でございます
いまの三等級、四等級の人数にしましても、これが正常分布になりましてこのこぶが通過しました後では、これだけの人数をここに置く必要は本当はないだろう、それはやはり暫定定数等の形で出しながら、いま言ったようなお気持ちと私どももやはり同じような考え方で対処をしつつある、こういうようなことでございます。
しかし、相当年齢の方も出てまいられたわけでございまして、それだけ経験年数もふえてきたということでございますので、ぜひその上の等級の方を設定する必要があるということで、現在、暫定定数といたしまして三等級の方が八名とれているわけでございます。ただ、これはやはりただ経験年数が長いというだけで三等級というわけにはまいりません。
思い切ってやるとすれば、十年くらいの時限立法で暫定定数を設ける以外に解消の道はないと思うのですが、これは人事院としても大きな決断を要する問題だと思いますし、そう簡単なことじゃないと思うのです。このいわば中堅職員の中だるみ、この是正についていま特段の配慮が必要になってきていると思うのですが、この問題についてひとつ総裁から具体的なお考えをお聞きしたいと思うのです。
しかし、さればといって、定数がないからといって、処遇の点で非常におくれをとるということがあってはいけませんので、速記職の給与につきましては、いわゆる暫定定数というようなものを獲得いたしまして、適当な時期に上のランクの役に昇格できないというような人につきましても、給与面では十分の手当てができるようにということでやっておるのでありまして、行(一)の課長補佐のたとえば一段上の二等級の定数あるいは暫定の定数
いまも述べられましたが、衆議院の分科会でも、知野衆議院総長は、四十八年度予算において初めて技術職四等級が暫定定数として認められたと述べていらっしゃいます。この点は、ともかく、四等級への穴をあけたのでありますから、決して前進でないと言いません。一歩前進であります。それはもう率直に評価をいたしますが、しかし、これが本定数でない。また、ごく限定された数である。
今後この施行に際しまして、行(一)の二等級の暫定定数の確保、それから行(一)の二等級の在級者と速記職一等級延伸部分の在級者との調整、そういう運用の面が多分にあると思うのです。そういう点について、ひとつ職員の意見を十分に反映をしてもらいたい、そういうことを申し上げまして、速記職表の二等級から一等級への昇格の問題についてちょっとお伺いしたいと思います。
ことしは四等級への暫定定数というものも認められております。そういう意味では、今後は多少道は開けてくると考えておる次第でございます。
○宮坂国立国会図書館長 だんだんの御注意でございますが、よく五等級、六等級、それから四等級になる定数等を審査いたしまして、衆議院の事務当局からは、かねがね国会図書館の定数確保については御協力をいただいておりますものですから、よく連絡をとりまして確保していきたいと思っておりますが、四等級暫定定数がことしなかったというのは、私のほうに適格者がないので遠慮して、ほかの定数をいただいた、こういうことでございますから
おっしゃるように、各職務の職階制がまだ未施行でありまして、職務の分類ができておりませんといたしましても、地方団体の構成を大体こういう形でやっていくという一つの理想的な型、あるいはそれに対して現況はこうであるから、暫定的にこうでなければならぬという、たとえば暫定定数的な型、そういういろいろな運用のくふうはあるとしましても、これを設ける意味が全くない、ないしは先生の御指摘のように不可能であるとは実は思っておりませんが
一つには暫定定数ということもあると思いますが、それから、職務の評価を考えるという面では、これは私どもの内部で処置し得る面もあると思います。
○説明員(岡島和男君) 一般の公務員につきましても、暫定定数というのを認める場合がございます。したがいまして国会の、ただいま御議論になっております場合についても、そういう例があるわけでございますが、暫定定数というのはまた、そうたくさん認めていいかというと、あくまで暫定でございますものですから、そうたくさん認めるわけにいかない。