1965-04-23 第48回国会 衆議院 外務委員会 第17号
もとより当然のことでございましょうが、もう一つ、議員として知っておかねばならぬことと思いますので、この機会にお尋ねいたしますが、在外公館が本国と通信をいたします場合に、まず大使館の特別郵便または電報、または暗号電報、または大使館から直接無線電信その他で送る自由等がどういうふうになっておりますか。ごく簡潔に知っておきたいと思うのでございます。
もとより当然のことでございましょうが、もう一つ、議員として知っておかねばならぬことと思いますので、この機会にお尋ねいたしますが、在外公館が本国と通信をいたします場合に、まず大使館の特別郵便または電報、または暗号電報、または大使館から直接無線電信その他で送る自由等がどういうふうになっておりますか。ごく簡潔に知っておきたいと思うのでございます。
○帆足委員 まず日本の在外大使館の場合と、それから外国の在東京大使館の場合の両方の例をお尋ねいたしますが、電報を打ちます場合には、たとえば暗号電報を打ちます場合には、日本の中央郵便局のその機関を使って打つのですか。それとも、同時に、直接に発信機、受信機を持っておるのでございますか。ちょっと伺いたいと思います。
○帆足委員 そこで、最後の質問ですが、機密電報、暗号電報を打ちますときの窓口は、それは中央郵便局とか、きまったところであるわけですか。その制度をちょっとお尋ねしておきたい。
私どもの常識で考えますならば、今日の日本には、朝鮮戦争時代ならば非常事態ですからいろいろのことがあるでしょうが、今日の時代に一刻を争って無線電信を打たねばならぬような事態はないように思いますし、また、ことばもわからぬ者が流れ漂うてきて暗号電報など打ったところで何の役にも立たず、必要な政治的通信を行ないたい性質を持っておるものならば、香港経由でも、その他適当な方法によって、もっと簡単に連絡もできる。
私がこのことを述べましたことの一つは、先年もまた、たぶん新潟海岸だったと思いますが、朝鮮のスパイが漂流してきた、そうして、一人は死骸になっていかだに浮いている、数名はテントの中でふるえていて、日本語もろくにできない、ドルと暗号電報と無線電信機を持っていた、こういう記事がありました。
○森本委員 その要するに暗号電報というものは、いわゆる昔でいえば乱数といったものでありますが、今の暗号電報はどうなっているか知りませんけれども、この電報による連絡というものは、ただ和文を並べるだけではなくして、暗号電報というものは、軍を編成する以上は、必ず軍内部の独自の電報組織というものがなければ、作戦機能が成り立たないと思うのですよ。そういう制度があるはずだと思うのですが、どうですか。
日本を襲う政治台風、民主主義のかわりに原子爆弾、こういう題目で、これを読んでみますと、安保条約を強化するために機密保護法を考えているし、法務省に特別使命を帯びた参事官室を置いて、そうしてそれを主宰しているのは有名な小谷悦雄という昔の陸軍大佐だ、これはソ連の暗号電報を解読する世界屈指の人物だ、こういうことが書いてある。
それからスパイを強化する、そこヘソ連の暗号電報を解読する世界的な人物を持っていく。こういうような内容のものであります。これが堂々とインドネシアの新聞に発表されておる。そこで池田総理大臣に聞きますが、一体機密保護法を制定するような企てがありますか。今非常に準備しておるということが書いてある。
「スイオン九・二ミコミマツタクナシ、オサイテイド一、カタニテイド一、イマリ、トウダツ、タンギヨチウ、二七五ノロ」こういう暗号電報を発信いたしております。このままでは何のことやらさっぱりわかりませんので、暗号の換文豪が実はここにありますので、これで解読いたしてみますと、午前七時三十分、十三日、「三三六ノ二」の地点において「スイオン九」というのは、中共鉄製中型警戒船ということになるわけです。
私たちの通常やっております事務の上から申しますと、暗号電報をこういう格好で、何号とも何とも書かないで外に出すということはないと思います。
暗号電報であるということは当然だと思う。
これは外国の旅行者が一両日前に聞かせて下さったので、多分日本から技師や何かがたくさん行っていらっしゃるから、そちらからまた暗号電報ででも入っていたかと私は思っておったのですが、イギリスは非常にこれを隠したがっているということは事実のようです。この前の黒鉛の収縮の問題と同じであります。
それでなければ、あなたの説明みたいなのなら、暗号電報みたいで、日本人にはわかりません。われわれが知っております警務局長が説明し協議したというのが、ほんとうだろうと私は思う。しかし、この二十五日に提案するということを決意して、ここに決定したということを主張しているがために、それに合わせるべくこれを改ざんしたのではないか。そうしなければ筋が通らぬ、意味が通らないのです。
それじゃ官庁の文書というものは暗号電報みたいなものだ。そういう曲解をした説明をするから物事がややこしい。警務局長が説明し、決裁したということから、自分が委員長として閣議をまとめて、これを政府から提案してもらいたいということに対して、総理大臣にその旨を申請するがよろしいかということで、それはよろしかろうという意味で決裁を得た、それが一体出てきますか。おかしな解釈と思う。
○政府委員(板垣修君) 暗号電報の件につきましては、政府といたしましてはこれを権利として、あるいは官用ということで認めるわけではございません。ただ現在の日本の国内法の関係で暗号の使用を禁止する根拠がございません。従って事実上暗号の使用を許す、認めるということは——根拠はございませんから、そういう結果にはなろうかと考えております。
○八木幸吉君 次に、覚書の一の3に暗号電報の使用を認めるという意味がございますが、これは官報と同様な電信には発信資格を認める、電話については官報電話の呼び出し及び通話の利用資格を認める、こういう意味でありますか。
○八木幸吉君 暗号電報の問題でありますが、日ソ通商条約の付属覚書の第二条には、暗号電報を認めると明らかに付属文書に書いてありますが、そういう制限がなければ、こういうものは必要ないと思うのですが、いかがですか。
(3) 通商代表部は業務遂行上に必要な暗号電報を使用することができること。 (4) 通商代表部はその建物に本国の国旗をかかげる権利を有すること。 以下略しますが、まあこういう覚書があるわけでございます。このうちに最も大きな問題になりますことは、言うまでもなく国旗掲揚の問題でございます。
それからまた暗号電報の問題でありますが、これは政務次官のおっしゃる通りかもしれません。それからいま一つ大きな問題は、外交的な特権の問題であります。これはあなたもおっしゃられた通りなんで、貿易をやるのに特別の外交的な特権の必要もなし、それからまた貿易を純粋にやろうとするならば、何も旗を立てなくても貿易というものはやれるのであります。
これも電報は、暗号電報は一切取り締られておりましたし、普通の電報は打とうにも打てない。参謀の肩章をはずさせまして、そして参謀ではなくなったという命令は、軍の各兵団に通達せられたはずでございます。そういう情勢でございます。
暗号電報であったそうだが、それは全部取り消したということじゃありませんか。何も困らぬ。困ったのは失ったときなのだ。失って、もうすでにないものとあきらめて善後処置を講じたはずじゃないか。そんなものをどこへ届けられても畏怖の念なんか生じるはずがない。また、それが届けられて畏怖の念を生ずるような重要な書類なら、何がゆえにそんなものを紛失するのです。わけのわからぬことだ。言うことが矛盾しておる。
とんだところにとばっちりが行ってしまって申しわけないのですが、何か腹切り道具のような機密書類が存在したり暗号電報が存在したりして、東条内閣時代の軍国主義に戻ったような気がしたので、つい八つ当りみたいな格好になりましたが、暴言陳謝いたします。
一体、この民主主義の現代において、しかも共産党そのものは合法政党として存しておる今日、なお、中国においてもソ連においても、世界は一つなりの理想のもとに親善関係を厚うせねばならぬ現代において、そんな、暗号電報だ、書類をなくすと腹を切らなければならぬというような、そういう実に陰うつな、軍国主義時代のスパイの活動余地が十分存在するようなやり方というものが、一体必要があるだろうか。
○森島委員 暗号電報でも、パラフレーズすれば発表してちっとも差しつかえないのです。私はそれくらいのことは知っております。しかしそれをしいて出せぬということなら、政府のお立場が非常に弱いということを内外に示すことです。その資料の前後を欠いてもよろしい。内容自身を欠いちゃ困りますけれども、パラフレーズしてお出し願いたい。この次に一つ頼みます。
一々暗号電報でもって英国に通ずる、そういう手数も省くことができるわけであります。どういうわけで東京に場所を決定しなかったのであるか。またこれからして東京に変えるお考えはありませんか。われわれは東京でもってやった方が一番手っ取り早くていいと思う。それでなければ、ソ連にどしどし乗り込んでやるということを考えてもかまわないのですが、この点についてお考えを伺いたい。
○穗積委員 今のお話を伺うと、暗号電報を使うことの自由を非常に悪用して政治的にスパイを行うとか、軍事的なスパイを行うとかいうようなことの危険もあるかのごとき印象を与えるようですが、むろんそういうことではなくて、先ほど私の申しましたように、協定の場合においても通商業務を行うためには、もとよりお互いにいろいろな取引でございますから、国際市況なり価格の問題等につきましては当然暗号を必要とする、国内の商売でもそれをやっているわけです
そういう場合に暗号電報その他を使用することはどうなりますか。
東京新聞などを見ますと、ニューヨークで日本がやる場合は暗号電報も使えないのじゃないかというようなことも述べられております。そういう点がありますから、この点については更に根本的にお考え直しをいただいて、国民の期待に沿われることをお願いしたいのであります。それから第二の点は、やはり外交的に先方からある移度のことが与えられるならば、やはりこちらでもある程度のことを先方に与えるということが必要じゃないか。
而も戦争の最中にアメリカは日本の外務省や軍部が打つて来るところの暗号電報は全部わかつておる、又レーダーも備わつて攻めて来るとわかつている。
而も日教組防衛対策なるものを編み出し、暗号電報一本で全国の地教委が日教組に刃向うという、こういうことを指導して、何であなたは教育の中立性を主張することができますか。日本の国の教育の中立維持は、全国民の名において守らなければなりません。地方におけるこの誤まれる文部省の指導こそ排撃されなければならない。あなたこそ偏向の元兇であるということを言わなければならないのであります。