1985-11-28 第103回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
ガラスは御承知のようにいろいろな種類の元素を均一に溶かし込む、それで自分の内部に閉じ込めるということができる性格を有しておりまして、これは先ほどのシンロックと違いまして結晶でない、いわゆる非晶体というものでございまして、そういうことが非常に有効にできるものでございます。
ガラスは御承知のようにいろいろな種類の元素を均一に溶かし込む、それで自分の内部に閉じ込めるということができる性格を有しておりまして、これは先ほどのシンロックと違いまして結晶でない、いわゆる非晶体というものでございまして、そういうことが非常に有効にできるものでございます。
これはその時点における情報をベースとしてつくりました報告書でございますが、その報告書の中では、炉心に相当の重大な損傷が発生しているということを想定しておりまして、炉心の一部が酸化ジルコニウム及び酸化ウランとの共晶体を使って液化したとの推定もなされているということも言っておるわけでありますが、先ほどの佐藤さんはこの特別委員会のメンバーでもございました方でございますが、そのことを触れておるのではなかろうかというふうに
しかしながら、ジルコニウムの被覆材とウランが一緒になりますとそこで共晶体ができる。そうすると、その共晶体の溶融温度というのは二酸化ウランの融点よりもやや低いわけでございまして、そういう点から共晶体をつくって液化することもあるかもしれないということは考えていたわけでございます。