1967-03-18 第55回国会 参議院 本会議 第5号
これは、われわれが従来からたびたび主張してまいったところでありますが、また、景気短命論を裏づけるものであると言わなければなりません。政府の国際収支見通し並びに金融引き締めの見通しについて、率直な御見解をお伺いをいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。(拍手) 〔国務大臣佐藤榮作君登壇、拍手〕
これは、われわれが従来からたびたび主張してまいったところでありますが、また、景気短命論を裏づけるものであると言わなければなりません。政府の国際収支見通し並びに金融引き締めの見通しについて、率直な御見解をお伺いをいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。(拍手) 〔国務大臣佐藤榮作君登壇、拍手〕
〔副議長退席、議長着席〕 最後に、今回の補正予算の背景となっております当面の経済情勢、特に今後の経済見通しについてでありますが、「今年度の経済は、政府の適切な財政金融政策により、予想以上の回復を示しているが、今後の見通しについては、景気過熱論や景気短命論などがあり、必ずしも見解は一致していない。政府は来年度経済に対してどのような見通しを持っているか。」との質疑がありました。
また、他方の極には、景気短命論というものも一部にあると思います。また、その中間にさまざまな見方があると思うのでございます。一口に景気過熱警戒論といいましても、設備投資が非常に旺盛になり過ぎて、景気を過熱に導いていくのではないかという心配をされる方もある。また、物価が非常に上昇するということを心配される、懸念する人も相当これはございます。
しかし、アメリカ等が金利を引き上げた、そのことが国際収支、特に資本収支のほうにはね返ってまいりまして、御案内のとおり、短期のものは相当出ておるということは、しばしばいろいろなものから出ておりまして、こういうようなところから景気短命論というようなものも出ておることは御案内のとおりでございますが、そこで、あなたがおっしゃるように、国内の基調としては、いまの景気の底入れをしなくちゃならぬから、あなたは低金利政策