1952-11-27 第15回国会 衆議院 本会議 第7号 かかる悪材料の増加を見ると、たとい年末における財政資金の散布、農村方面の供米代金の支払いによる若干の景気刺激材を見ましても、日本経済の本質的改善向上とはなり得ず、従つて、大蔵当局の言明のごとく、動乱ブームの調整過程であるというような楽観的見解をもつてしては、国民は納得できないのであります。 川崎秀二