2001-06-13 第151回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
議員は今、所得再配分と普遍サービスというふうにおっしゃいました。これは、供給者の立場から見るとそういう立場というのは非常に強いわけですけれども、社会の中から見ると多分もう一つ大きな機能があって、それは、議員もちょっとおっしゃいましたけれども、保険機能、つまりリスクをプールする機能なんだと思うんです。 例えば年金なんかそうですが、人間は必ず死ぬわけです。死ぬというのはわかっているわけです。
議員は今、所得再配分と普遍サービスというふうにおっしゃいました。これは、供給者の立場から見るとそういう立場というのは非常に強いわけですけれども、社会の中から見ると多分もう一つ大きな機能があって、それは、議員もちょっとおっしゃいましたけれども、保険機能、つまりリスクをプールする機能なんだと思うんです。 例えば年金なんかそうですが、人間は必ず死ぬわけです。死ぬというのはわかっているわけです。
ですから、そういうことでライフラインサービス、「いのちの電話」としての普遍サービスが三倍ほど値上げになったわけだし、そこで今度電電が民営化するときには市内電話を上げませんね、こういうことが基本です。これはあまねくやるんですから、しかも電話を主たる仕事にするんですから市内電話の値上げはやりませんよ、もっとサービスしますよ、市外電話を下げますよと言った。言わなければ免許制だからこれは袋だたきですよ。
電電のごときは機械化的な面が非常に進んでおりますために、コストは漸減的な方向にあるわけでありますが、郵政事業は現実的に極端に申せば明治時代とあまり変わることのない、主として人的サービスでありまして、機械施設、オートメーション化といったようなものの入ってくる面が非常に少ないということと、もう一つは全国的な普遍サービス——これほど全国的な普遍サービスをするものはないわけでありますが、それだけに、人口希薄