2000-04-18 第147回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
全国的に、噴火等による自然災害の発生の確率が高い地域、気象庁の資料を見てみますと、気象庁の常時観測の火山というのが、精密火山として五火山、普通観測火山として十四火山、二つ合わせて十九ある。さらに、活動的で特に重点的に観測をしているところ十三、さらに、潜在的爆発力を有する火山二十三、合計で三十六。全部合わせて五十五の火山があるわけですね。
全国的に、噴火等による自然災害の発生の確率が高い地域、気象庁の資料を見てみますと、気象庁の常時観測の火山というのが、精密火山として五火山、普通観測火山として十四火山、二つ合わせて十九ある。さらに、活動的で特に重点的に観測をしているところ十三、さらに、潜在的爆発力を有する火山二十三、合計で三十六。全部合わせて五十五の火山があるわけですね。
ここはいわゆる普通観測火山と呼ばれるものでありますが、恒常的に三点の地震計が設置されることになりました。今後はそういうふうなことで、普通火山は一点だという今までのやり方ではなしに、やはり火山の活動に合わせて必要な地震計の増設、整備を考えていくべきだと思いますが、この点についてお答えいただきたいわけです。
だといたしますと、普通観測網でだけしか捕捉をすることができませんから、そのような局地的な特異の気象状況を把握することは困難だ、こういうことになると思います。
それから、いわゆる精密観測で四カ所ということと、今回の三宅島のような普通観測が十三カ所と、こういうことでありますけれども、この精密観測の場合は、常時人を置いて、常にいろいろなそういう噴火予知機器、そういうものでいろいろやっている、このように思いますけれども、今回このように三宅島が噴火をして、こんな大きな災害になったわけですけれども、この三宅島を、精密観測というんですか、常時観測をするというものに、今回
○服部信吾君 ですから、普通観測というのは大体、基礎調査とかそういうのをやるところでしょう、これ。常に何か震度計を一台ぐらい置いておいて、そして基礎、そういうものをやっておる。ですから、こんな三宅島の場合、要するに基礎調査観測なんというものじゃなく、実際にこう起きているんですから、これはどうですか、常に精密観測というんですかね、こういうふうにやっぱりこの際すべきじゃないのか。
それから、そのほかに四つは精密観測、今回の三宅島は普通観測、これは十三カ所だそうですけれども、その精密観測と普通観測との違い、あるいは先ほど言ったとおり、たとえば今回の三宅島の調査においても二名ぐらいでやっているということで、全国に、いわゆる噴火の研究者というとおかしいですけれども、そちらの方の大体何人ぐらいの体制、先ほど約七十の活火山があると言いましたけれども、どのような体制になっているのですか。
伊豆諸島では大島が精密観測、これは専任者が二人、三宅島が普通観測、専任者一人いるわけですが、普通観測を行っているだけで、東京都防災会議が本年六月行った報告書で精密な火山観測網の充実が必要というふうに言っております八丈島に至っては、常時観測の対象とさえされていないわけであります。
こういったことを考えてまいりますと——あるいはまた、ここは普通観測である、地震計は一台しかないとか、ガスの分析も年三回しか実施されていない、雄山の北側に一台あるだけだ、南側にもあればもっと事前に正確なデータが得られたのではないか、このようなことではないか、こう思うわけであります。だから、そういった観測体制の甘さという問題、それから予知体制の問題にやはり相当問題がある、私はこう思います。
しかも、普通観測火山の微小地震というものが起きても、それを蓄積して、少なくとも事前にどういう状態になるかという徴候をつかむことすらできない。こんな貧弱なことだから後手後手に回っちゃって、火山予知というものが非常におくれてしまった。恥ずかしくないですか。もう少しちゃんとしなさいよ。
三宅島は普通観測の常時観測火山でございまして、地震計は一点だけということを聞いているわけでありますが、噴火前の有感地震は阿古では四、五回感じられた。しかし、地震計でとらえられたのは二回だけ。火山情報の第一回発表は噴火後というような状況だったと聞いているわけであります。もし人家のあるところで噴火をしたら大惨事になったのではないか。
もしそれを南極観測というものに実質的な関心を示さないようになった締約国があったとしたならば、それは会合において、普通観測を実施している国と同等の発言権とか、権利を有することができるんですか、それを一つ。私の質問の趣旨はわかりましたか。