1978-03-17 第84回国会 衆議院 文教委員会 第6号
またあるところは普通校舎の新築になぞらえて、危険校舎の補助金三分の一、それを二分の一でいった方がいいからというのでそれに網をかけてしまって、それはけしからぬという指摘を受けている。確かに悪いことではありますけれども、状況としては地方ではもう背に腹はかえられぬ。
またあるところは普通校舎の新築になぞらえて、危険校舎の補助金三分の一、それを二分の一でいった方がいいからというのでそれに網をかけてしまって、それはけしからぬという指摘を受けている。確かに悪いことではありますけれども、状況としては地方ではもう背に腹はかえられぬ。
特に普通校舎については、御案内のように、大体六九ないし七〇年度で九〇%程度まで達しております、校舎の必要数、数だけは。しかしながら特別教室あるいはその他の技術教育——これも特別教育に入ると思うのですが、これは必要定数の四分の一ないし三分の一の保有率にしかとどまっていないという実情。
○政府委員(杉江清君) 普通課程に対する校舎の補助金を高校急増対策として昨年度の予算折衝において文部省は十分努力したのでありますけれども、その要求は通りませず、政府の方針といたしまして、普通課程の校舎については国は補助金を計上せず、工業に関してはその普通校舎について補助金を計上し、なお産業教育振興法に基づく工業に対する実験実習の施設設備に対する補助金は計上する、そのほかは起債及び交付税積算の基礎に繰
○杉江政府委員 工業の普通校舎に対する補助金の要求は十七億でございます。そのほかに産業教育振興法関係の要求といたしまして約六十一億円の要求をいたしております。
さらに技術者養成という今の世論的な要望にこたえる意味で、三十六年度から工業高校の普通校舎に対しても三分の一の補助金を出すことになって、それに対応するものが三十七年度予算にも計上されている。これは実験実習設備とともに計上されている。だから国の補助金の裏打ちがあるから順調に建てられていくであろう。
そこで、それに対しまして、全体計画はそうでございますが、当面、三十七年度としては、これまた先日申し上げましたとおり、また御指摘もございましたとおり、国庫補助金十三億円、これは産業教育振興分、あるいは工業高校に対する普通校舎に対する補助金でございますが、それが十三億円、それに起債の特別ワク五十億円、御案内のとおりであります。
また普通校舎につきましても従来は都道府県まかせであったものを、わずかではございますが、補助金を政府からも出すということで、いささか前向きの努力をしているつもりでございます。三十六年度についてはその総額においても微々たるものではございますが、今後さらにこれが充実のためには努力して参りまして御期待にこたえたいと思っております。
それから工業高等学校の普通校舎につきましては、三分の一の国庫補助をすることによって、生徒急増兼所得倍増、あるいは科学技術中堅技能者養成の求めにこたえようということを、予算上も踏み切ることができたわけでございます。ところで、先刻来御指摘の中堅技能者の不足に応ずるという角度から見ますると、三十六年度の予算の中に頭を出しております工業高校の新設分は、概略二十六、七校をまかなうにすぎない。
そこで、三十億円の起債財源が別途ついていることは御承知でありますが、これは危険校舎その他もございますけれども、さしむきは産振の補助金と工業高校の普通校舎に対する補助金と、三十億の起債財源とでもって三十六年度は一応スタートする、その残りは三十七年度において極力予定計画にそごのないようにいたしたい、かように考えておるわけであります。
ともむろんからみ合いまして、それを離れましても、御指摘の通り、科学技術教育をもっとしっかりやらなきゃならぬという角度からいいましても、しかもそれをテンポを早めねばならないという要請に応じますためには、今までのように都道府県施設者みずからやれとほうり放しでおったのではとても間に合わないと考えますので、今までも産業教育振興法によって何がしかの助成をいたしておりましたが、その補助率を上げますと同時に、工業高校の普通校舎
特に工業の学校につきましては、普通校舎につきましてもわずかではありますけれども、政府の補助金を出すことによって地方の負担を幾らかでも軽減し、かつ産業教育の目的を達しよう、こういう考え方で予算も御審議願っておりますし、関連の法案等も提案いたしておるような次第でございます。この点は従来よりも一歩少なくとも前進をして、御指摘のような地方々々の御要望にこたえ得るのではないかと思っておる次第でございます。
十六ページでありますが、教育振興助成費は、産業教育振興以下の項目に分かれておるわけでありまして、産業教育の振興の点といたしましては、先ほど申し上げました普通校舎の方は公立文教施設費の系統であります。
戦争のために校舎は百パーセント破壊し、終戦以来露天や天幕教室、トタンぶき、かやぶき校舎と変遷、難渋しつつ教育を続け、一方アメリカのガリオア援助によつて暴風に耐える普通校舎も建ちつつはありますが、被害が甚大なため、その建設また遅々として進まず、終戦八年の今日いまだ生徒一人当り〇・五坪を目標にしても、その四〇%に達せず、残り六〇%の学級の子らは、多くは板壁もなく、窓ガラスも床板もないかやぶきの土間教室で
○小林(信)委員 とにかくこの屋内体操場の問題は、従来その該当する地方におきましては、普通校舎と同じように非常に重要なもので、当然〇・七坪の中に包含されなければならぬのであるが、これがはつきり認められておらなかつた。