1992-03-12 第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
特に最近の普及事業というのはいわゆる伸びる農家というか中核農家というかそういう新しい農業部面に重点的にされておりまして、普及所の数も専門化をして減っておりますし、また普及員そのものの予算もことしは昨年に比べて五億円も減っているわけであります。
特に最近の普及事業というのはいわゆる伸びる農家というか中核農家というかそういう新しい農業部面に重点的にされておりまして、普及所の数も専門化をして減っておりますし、また普及員そのものの予算もことしは昨年に比べて五億円も減っているわけであります。
十分手が回らない、人手が足りない、自分で勉強する機会も少ない、研修にも行けないという大きな悩みを普及員そのものがたくさんかかえておる。その悩みをどう解消してやるかということが水産庁の任務じゃないかという気がするがわけで、この点については最大の配慮をしてもらわなければならない。そして、いま普及員を採用するのを押えておるのですよ。定員が少ない。定員で押えているから、もう断層ができておるのです。
○重政国務大臣 おおむね同感の御意見が多いのでありますが、そういうようなこともありますから、私が述べましたように普及員そのものの身分というものを試験場の身分にできるだけいたしたい、こういうので具体的にその措置をとっておるわけであります。
今後普及員そのものの職務が非常にむずかしい、かつ責任の重要な部分を負担する上に、基本法の遂行というさらに追加された任務もございまして、構造改善事業であるとか、あるいは農業生産の選択的拡大をはかって参るとか、こういった要請、さらに技術革新に対応して普及員がこれの推進に当たるといったような基本法遂行上課せられた任務をまた遂行する役割を果たしておるものと考えるわけでございまして、これに十分たえ得るような普及指導
さらに普及員との関係におきましても、場合によりましては、普及員そのものの身分関係を試験場に移すことのできるものは移してその関係を密にしよう、こういうふうな心組みをいたしておるようなわけであります。そういうことになって参りますと、自然普及員そのものの素質というものが非常に重大な問題にならざるを得ないのであります。
○政府委員(斎藤誠君) そういう御意見も、支給の方法として考えたらどうかという意見は聞いておりますけれども、現在は一律に出そうむしろ普及員そのものの職務が先ほど申し上げましたようにテーブル・ワークと、違って、夜中にも行かなければならないし、夜にもかかるような勤務の実態であるし、あるいは雨風問わず遠路をかけずり回らなければならぬということでもありますので、そういう普及員の職務に着目して出したいという考
○佐藤国務大臣 ただいま、まだ幾つかお尋ねがあるのだろうと思いますが、この普及員そのものにつきまして、最初御指摘になりました点、本給その他の手当が不十分じゃないか、これはもう確かに私ども考えましても十分だとは思いません。ことに、新しい制度である普及というか指導といいますか、相談相手になるという以上は、相当の方にぜひきていただかなければならぬと思います。
普及員そのものは割に一般的な、何といいますか、程度としては割に一般的な仕事をしているという考え方から、私どもとしては現在やっております相談員より、もっとレベルを落としていこうと考えております。ただ、今のようなお話がございましたのは、実は二月の初め各府県の商工部長会議をやりました。
金融の問題にしましても経営改善の問題にしましても、要するに道をつけてやる、専門的なことは別途その専門家を頼んできて、その人に直接指導してもらうというようなことを考ておるわけでありまして、改善普及員そのものは、資格としては現在の相談員の資格よりも、あるいはちょっと下がった程度でもいいんじゃないかというふうに考えておるわけでございます。
それから今普及事業の中地区制ということを主張されておったのでございますが、これはもう普及員そのものの数を増すための構想であれば、これでいいのでございますが、ほんとうにこの仕事をしていくというようなことでありますると、郡内二、三地区に分けまして、そこに専門技術員が駐在しておるというようなことなどは、これはあまり今までの体験からしましていいことではないのでございます。
また技術普及員そのものも、そういうことをよく知つて、技術の指導もやつて行く。受ける農民は一つなんです。従つてこれらの者がほんとうに下の方でも常に密接な連繋をとりまして、最大の効果が上るように、指導してもらいたいということを心から願うのです。ところが農林省で局が別であるというところから、やはり下の方まで自分だけで持つて行く、そういうことになりやすい。