1994-12-06 第131回国会 参議院 厚生委員会 第9号
身体的障害には早期効果、つまり即時に第一次障害というのがばんと起きるわけですが、晩発効果というのもあるわけです。これは、場合によると十年、三十年という潜伐期を経て白血病になるとか、あるいは白内障、発育障害というふうないろんな症状が出てまいります。 したがいまして遺伝子障害というのは、今五十年たったわけで、その二世、三世というとどれくらい生まれているのか。
身体的障害には早期効果、つまり即時に第一次障害というのがばんと起きるわけですが、晩発効果というのもあるわけです。これは、場合によると十年、三十年という潜伐期を経て白血病になるとか、あるいは白内障、発育障害というふうないろんな症状が出てまいります。 したがいまして遺伝子障害というのは、今五十年たったわけで、その二世、三世というとどれくらい生まれているのか。
いわゆる急性毒性につきましては、これは生きた生物を使えばよろしいわけでございますが、晩発効果のあるもの、慢性毒性、そういったものにつきましては大型の動物ではたくさんの試験がしにくい。
科学的に考えてそんなに厳しい必要はないであろうというぐらいな基準が設定されておるわけでございますので、私どもとしましてはそういった晩発的な影響についても問題がないというふうに確信いたしておりますけれども、学者によりましては原子力の推進そのものに反対する立場でその辺の議論を、つまり非常に低レベルの放射能を長期に受けた場合の晩発効果というものは影響がないのだということが立証されていないというために議論をする
それから免疫機能に対する放射線の晩発効果に関する基礎的研究、これも同じく四十八年から五十七年度にわたる研究でございます。
このレポートは、一九七七年の三月に出しておりますが、その後一九七八年の三月にIAEA主催の放射線の晩発効果に関するシンポジウムにおいても第二回目の報告がなされておりました。先般新聞に載っておりましたのは一九七七年三月のレポートの新聞ではないかというふうに考えております。