1948-12-23 第4回国会 衆議院 本会議 第21号
從つて吉田内閣は、組閣後遅滯なく最大の政治力を発揮して、時局收拾に当らなければならぬのであります。 吉田総理は、首班指名後の十月十六日、記者團との一問一答において、明朗な民主政治の確立を期し、一貫した政策を実行し云々と、第一声を発表せられたのであります。越えて十九日、初閣議後首相談を発表せられまして、内閣の心構えとして三つの根本方針を述べられております。
從つて吉田内閣は、組閣後遅滯なく最大の政治力を発揮して、時局收拾に当らなければならぬのであります。 吉田総理は、首班指名後の十月十六日、記者團との一問一答において、明朗な民主政治の確立を期し、一貫した政策を実行し云々と、第一声を発表せられたのであります。越えて十九日、初閣議後首相談を発表せられまして、内閣の心構えとして三つの根本方針を述べられております。
○赤松明勅君 議長にお質しておきたいのだが、芦田内閣のおやめになつたその後の時局收拾の斡旋は、議長がいわば音頭をとるというようなかつこうで五党首会談を開かれたはずである。その五党首会談を開かれた結果は、この運営委員会が懇談会の形式で諮問を受けたはずであり、それを了承したはずである。
そうすると間髮を入れずして民主党の総裁から、きわめて卒直に時局收拾のために私の提議いたしましたように主導的立場に立つてせわをやく人を民自党の総裁吉田さんにお願いした方がよかろうということをお言いになつた。私はそこでお集まりの、片山さんいかがです、三木さんいかがです、佐竹さんいかがですかと念を押しました。皆さんはそれでけつこうだということでありました。それで私はほつとした。
○椎熊委員 わが党は先ほど議員総会を開きまして、民主自由党からの申入れに対するわが党の態度をきめまして、そうして民主自由党の昨日の幣原さん以下幹部の人が來られた、それに対する挨拶といたしまして、私どもの時局收拾に関する見解をも添えて述べておるのであります。從つてそれに対して民主自由党から何分の返事があることを予想しております。
自由党が主として主張され、それに小会派が同調されておりましたのは、在野第一党に時局收拾の責任をもたすべきであるという意見が一つ、もう一つは、挙國連立政権をつくるべきであるというのが、國協、民主党。さらの社会党としては、それぞれの首班とする党から、政策の提示をしてもらいたいという意思表示があつた。
大体の御相談の要旨は、各党の党首がお集まりいただいて時局收拾についての経綸抱負あるいは構想をざつくばらんに述べ合つていただくということのうちに、それならばひろつどの党の総裁にお願いした方がよかろうということが、各人の間におのずから判断も行われることになるのだから、それが最も大事だと思うし、國民に対するゼスチユアとしても当然なことであるように自分としては思うので、そういうことをやつていただきたいと思う