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28件の議事録が該当しました。

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1994-02-09 第129回国会 衆議院 厚生委員会 第1号

阿賀野川は、御認識と思いますが、過去の大きな公害病四日市ぜんそくとか神通川のイタイイタイ病問題と同じように、この流域で実は昭和四十年初頭にに水俣病発生し、昭和電工鹿瀬工場アセトアルデヒドを原料とする有機水銀から今まで約六百九十名の公害認定患者が出ております。また、今約千二百名の地域住民がやはりこの認定を求めまして、約二百三十一名が裁判係争中であるわけでございます。

栗原博久

1991-11-20 第122回国会 参議院 環境特別委員会 第2号

また、新潟水俣病は、昭和電工鹿瀬工場アセトアルデヒド製造工程で副生されたメチル水銀化合物を含む排水中毒発生基盤と、これは科学技術庁公害病として公式認定をされているわけでございます。  この政府見解があるのですけれども通産省がそういうふうにおっしゃるのが私にはどうしても納得がいかないのでございます。

西岡瑠璃子

1969-06-06 第61回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第17号

最後に、科学技術庁に、新潟水俣病についてちょっと意見を聞いておきたいと思うのですが、昨年九月二十五日に政府見解発表されたこの阿賀野川水銀中毒事件でありますけれども昭和電工鹿瀬工場長期汚染が関与し、中毒発生基盤をなした、こういうような発表があったわけでありますけれども、その後訴訟に持ち込まれたりしておりますが、農薬でなかったというような新しい事実がだいぶ発表されておるわけでありまして、これについて

岡本富夫

1968-11-07 第59回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号

次に、長期汚染源として考えられるものは、主として昭和電工鹿瀬工場排水である、こういうことでございます。四番目に、それでは短期濃厚汚染源として考えられるものは何かと申しますと、新潟地震によります埠頭倉庫保管農薬流出ということ、あるいは昭和電工鹿瀬工場操業停止前後の汚染急増――これは管理の問題でございましょうが、操業停止前後の汚染急増の問題などが一応考えられる。

鍋島直紹

1968-11-07 第59回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号

そこで長期のものは、文句の書き方が非常にむずかしいのですが、中ではっきりとわかることは、阿賀野川汚染を及ぼす水銀取り扱い工場からの排水を考えることができて、その工場としては昭和電工鹿瀬工場があるということで、昭和電工鹿瀬工場長期にわたって汚染したということは、これははっきり科学技術庁は認めているわけなんです。その点は一つ摘出をした。それからその次に可能性としては短期のものが考えられる。

園田直

1968-09-10 第59回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第3号

それと同時に、科学技術庁でも、この阿賀野川の問題については、昭和電工鹿瀬工場流出した化合物中毒原因である、こういうような発表をなすっておるのです。そのほかに、厚生省としては、この熊本水俣病については、新日本窒素肥料水俣工場の排出したメチル水銀化合物原因である、こういうふうな見解発表しているでしょう。

島本虎三

1968-05-07 第58回国会 参議院 社会労働委員会 第11号

すなわち、新潟阿賀野川有機水銀中毒事件汚染源について、すでに昭和四十二年の四月十八日に、厚生省特別研究班科学的な調査研究の結果、汚染源阿賀野川河口を六十キロさかのぼったところの昭和電工鹿瀬工場廃液であるということに診断するということが多くのデータやいろいろなものに記されてあるわけであります。

杉山善太郎

1968-04-25 第58回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第13号

野津説明員 食品衛生調査会の答弁にございますように、昭和三十九年八月から四十年七月にわたっての患者発生あるいは魚体内水銀蓄積量は高められたということにつきましては、調査会でも、新潟地震あるいは集中豪雨及び昭和電工鹿瀬工場におけるアセトアルデヒド製造操業停止前後における管理の状態などについて検討いたしたわけでございますが、新潟地震に関しましては、新潟港埠頭倉庫保管中の農薬阿賀野川への投棄あるいは

野津聖

1968-04-25 第58回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第13号

それからさらに、これは昭和電工鹿瀬工場で、「アセトアルデヒド製造工程中に副生されたメチル水銀化合物工場排水によって阿賀野川に流入し、アセトアルデヒド生産量の年々の増加に比例してその汚染量も増し、」その川魚に蓄積されたものを沿岸住民がとってこれを食べることによって「人体内に移行蓄積し、その結果発症するにいたったものと診断する。」こういう結論でございますね。そのとおりでよろしゅうございますか。

石川次夫

1968-04-17 第58回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号

先ほど御紹介ございました厚生省調査機関の御報告書、並びに私ども厚生省との間で質疑を取りかわしましたもの等を基礎にいたしまして、結論を出したわけでございますが、通産省といたしましても、あの事件メチル水銀によりますところの有機水銀による中毒事件であるということ、また昭和電工鹿瀬工場からもメチル水銀が排出されておったという事実につきましては、これを否定いたしておるわけではないのでございます。

吉光久

1968-04-17 第58回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第6号

島本委員 そして、それに対して結論がはっきり出たのは一つであり、そのほかは資料なしあるいは資料が足りない、こういう結論で、ただ一つ結論が出たのは、阿賀野川上流昭和電工鹿瀬工場メチル水銀を流した、これだけは確かだが量が不明である、これが結論一つであり、あとは資料不足資料なし、こういうふうな結論だった、こういうふうに報告を受けているのですが、これに相違ございませんか。

島本虎三

1968-04-10 第58回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号

通産省といたしましても、実はこの阿賀野川水銀中毒事件におきます原因有機水銀中毒であるという点、それから昭和電工鹿瀬工場からメチル水銀が排出されているという点について異論を差しはさんでおるわけではないわけでございますが、阿賀野川汚染されました汚染源といたしまして、有機水銀のその源でございますが、その源が複数あるという中におきまして、そのいずれか一に確信を持って、これがその原因者であるということを断定

吉光久

1968-03-13 第58回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号

結果として、結論は、文章は省略いたしますけれども昭和電工鹿瀬工場においてのアセトアルデヒド生産に伴って出された水銀が、阿賀野川長期広域にわたって汚染をしている、それが魚の中に入り、かつそれを多量に食べた人間の水銀蓄積が異常に高められた、これがやはり基盤であるという考え方に立っておるわけでございまして、その考え方をそのまま厚生省見解として、科学技術庁に申し出ておるわけでございます。

松尾正雄

1968-03-08 第58回国会 衆議院 予算委員会 第14号

すなわち、その汚染源阿賀野川上流鹿瀬地区にある昭和電工鹿瀬工場汚染機序アセトアルデヒド製造工程中に副生されたメチル水銀化合物工場排水によって阿賀野川に流入し、アセトアルデヒド生産量の年々の増加に比例してその汚染量も増し、それが阿賀野川川魚体内に蓄積され、その川魚を一部沿岸住民が捕獲摂食を繰り返すことによってメチル水銀化合物人体内に移行蓄積し、その結果発症するにいたったものと診断する。

松尾正雄

1967-12-14 第57回国会 衆議院 予算委員会 第5号

今日、厚生省では食品衛生調査会等の大臣に対する答申等も得て、いわゆる厚生省の段階では、新潟阿賀野川における水俣病は、昭和電工鹿瀬工場排水である、こういう判断をくだしておるわけでありますが、これが科学技術庁に持ち越されまして、科学技術庁の今日まで何をやってきたかというレポートを見ますと、関係各省の打ち合わせをやった、農林省、通産省あるいは経済企画庁等々に対してそれぞれの省の意見を求めた、それに対して

角屋堅次郎

1967-11-10 第56回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

これをメチル水銀に換算をすると相当な濃度になって、厚生省が御指摘になったような、昭和電工鹿瀬工場が一年間に百五十キロのメチル水銀を流しておりました、こういうように疫学班は仮定をしておりますけれども、かりにそれをまるでうのみにした数字よりも、こういうようにして農薬を散布したその中に含まれている水銀の中のメチル水銀のほうがはるかに多いのだ、こういうことをこのグラフはあらわしておりますが、その下に算出基礎

小沢貞孝

1967-11-10 第56回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

内容を概略申し上げますと、この食品衛生調査会諮問書に対する答申の中で、一番は「本水銀中毒事件発生に関しては、昭和電工鹿瀬工場においてアセトアルデヒド生産高増加するにつれてメチル水銀を含む水銀化合物生成が漸増し、それが排水中に流出し、同工場下流阿賀野川流域長期広域にわたり汚染し」云々と、こうありますが、「メチル水銀化合物流出及びそれによる長期広域汚染」の具体的な内容とそれを証する科学的根拠

小沢貞孝

1967-09-11 第56回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第3号

舘林説明員 疫学班報告、これは、この分析分析班でございますが、先ほどお答え申し上げましたように、昭和電工鹿瀬工場ボタ山から、六百四十、六百二十四というような高濃度水銀含有量が出てまいりました。これに対しまして、日本ガス化学のほうのボタ山から出てきたものは五・一、八・六というような数字でございます。

舘林宣夫

1967-06-29 第55回国会 参議院 社会労働委員会 第19号

昭和電工鹿瀬工場従業員の略歴をちょっと御紹介申し上げますが、現住所新潟県東蒲原郡三川村字九島、氏名斉藤忠夫、年齢が五十九歳と、こういうわけであります。で、斉藤氏は昭和十年十月同工場に入社、昭和三十八年回工場を退職したが、三十年近くも同工場アセトアルデヒド製造工程無機水銀を扱っていた工員であるが、退職時には組長であったと、こういうわけであります。

杉山善太郎

1967-06-29 第55回国会 参議院 社会労働委員会 第19号

社会福祉事業振興会法の一部を改正する法律案  (内閣提出) ○炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に関する特別  措置法案内閣提出) ○炭鉱労働者一酸化炭素中毒症に関する特別措  置法案(藤田藤太郎君外一名発議) ○駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正す  る法律案内閣提出衆議院送付) ○雇用促進事業団法の一部を改正する法律案(内  閣提出) ○労働問題に関する調査  (国際労働条約の諸問題に関する件)  (昭和電工鹿瀬工場従業員

会議録情報

1967-06-22 第55回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号

熊本大学の水俣病に関する医学論文の全部、たとえば熊本医学会誌日進医学日本医事新報その他(日本衛生学会誌など)十二、阿賀野川中毒事件にあたり、厚生省編成臨床研究班試験研究班疫学研究班三班全員の氏名住所役職名班長名、十三、食品衛生調査会特別部会員氏名住所役職名及び発足年月日審議経過、十四、昭和三十一年以降、通産省より科学技術庁及び厚生省に転出した人員と氏名並びに前、現役職名、十五、旧昭和電工鹿瀬工場

石田宥全

1967-05-24 第55回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

その中で明らかに「昭和電工鹿瀬工場で、汚染機序は、アセトアルデヒド製造工程中に副生されたメチル水銀工場排水によって阿賀野川に流入し、アセトアルデヒド生産量の年々の増加に正比例してその汚染量も増し、それが阿賀野川川魚体内に蓄積され、それを一部沿岸住民が捕獲、摂食を繰り返すことによってメチル水銀人体内に移行蓄積し、その結果発祥するに至ったものと考える。」こういうふうに結論が出ておるわけです。

三木喜夫

1967-05-23 第55回国会 参議院 社会労働委員会 第9号

厚生省調査団昭和電工鹿瀬工場工場廃液と断定したが、この報告を受けた科学技術庁が各省庁と協議して国としての結論を出すことになっていると、それはそれでいいでしょう。あなたのほうで一千万円近い予算をお出しになったからまあいいけれども一体調査して国の結論を出すという、これは産経の新潟版でありますが、新聞に出ているわけであります。

杉山善太郎

1967-05-23 第55回国会 参議院 社会労働委員会 第9号

そういう中で、一体昭和電工側科学の権威ある調査班の出向に対して、これは阿賀野川上流におけるいわゆる昭和電工鹿瀬工場工場廃液だ、それが川、魚、人体、こういう系統でいっているのだと、そういうものの中で、しかし、これは中間の発表で、よしんば国のやはり結論が出ても、これは農薬であって、承服できないのだ。

杉山善太郎

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