1949-05-22 第5回国会 衆議院 法務委員会 第26号 小菅忠義は昭和十六年まで織物問屋商であつたが、企業整備令により廃業し、同年より遠縁にあたる野本荒三郎所有地敷地を借り受け、昭和山羊牧場を経営し、スイス産優良山羊を飼育、昭和十九年には縣下有数の山羊牧場として、関係各個所より見学に來るほどであつたところ、縁戚にあたる野本と不仲となり、この野本は非常識にも牧場の欄外に毒草を植えつけ、毒草を食えば山羊は死ぬ。 梨木作次郎