1975-06-17 第75回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第18号
そういうことへの期待、これがまたこのなだらかな春闘解決の背景に大きく存在しておる、こういうふうに私は思うのです。 そういうことを考えますと、物価を安定させる、これは大変な課題である。
そういうことへの期待、これがまたこのなだらかな春闘解決の背景に大きく存在しておる、こういうふうに私は思うのです。 そういうことを考えますと、物価を安定させる、これは大変な課題である。
たとえば二十七日を前にして最賃の問題についての結論がぴたり事細かく決まらないまでも、この問題についてワンステップを踏み出すといったような足がかりができるかどうかということが、この春闘解決のための一つの重要なポイントになるんじゃないかという気がするわけです。したがって、ワンステップ踏み出すといったような形がとれるのかどうか。そのための努力が行われているのかどうか。
賃金の問題につきましては、今回の春闘解決の際に労使間において合意ができまして、あのような解決を見たわけでございます。労働条件の改善のためにはやはり環境の整備も必要であるということで、職場環境の改善のために私は日ごろ意を用いておるような次第でございます。
(拍手)ただいま、昨年の春闘の際、総理府総務長官として、公務員共闘の賃上げ要求に対し前向きの答弁をして、公務員共闘から評価を受けた山中議員の、攻守所を変えた、まるで別人のような激しい論調を聞き、これが春闘解決に何の効果ありやと疑わざるを得ないのであります。(拍手)しかしながら、緊急質問が行なわれます以上、わが党はこれを受けて、筋道を通し、基本論について質問を行ないます。
(拍手) 田中総理の春闘解決のための決断と実行を強く要求し、誠意ある御答弁を期待して、私の質問を終わります。(拍手) 〔内閣総理大臣田中角榮君登壇〕
そういう中でゼロを出したということは、明らかに自主性そのものについて行き当たりばったりで、ことしはもうゼロで、あなたまかせというので団交が実らないから公労委送り、調停送り、こういうような態度をとっておるのは、どうも終始一貫しておらないし、何か去年よりも春闘解決に対する政府の態度は後退したんじゃないか、こういうふうに私らは受け取らざるを得ないのですけれども、この点は大臣どうなんでしょうね。
それよりもまだ一・四%も低いようなものをどこかから持ってきた大蔵省の事務官僚諸君の数字をいじくり回した中で、そして、そんなものを閣議で了承して、そして、これでもって春闘解決しようなんということは、もう佐藤内閣は労働問題の私は能力がないと言っても過言でないと思うのですよ。
それは強硬なやり方も方法ではあろう、しかしあなたとしては、ここに春闘解決の方向を示唆すべきことがもう一つ必要ではないかと思うのです。しかし、それに対して先ほどの答弁をなさった通りだとおっしゃるならばあえて私はこれ以上言いません。いかがですか。
そういう点を数えて参りますと、今の池田さんの立場というものは非常に私は重要であり、あなたの決心、あなたの決断というものが、この春闘解決の非常な要素になるということを見のがすわけには参らぬ。従って私は率直にあなたにお尋ねしたい。 きのうも、あなたは某々に対しまして、自分の気持としては、春闘を解決する誠意は持っておるとおっしゃったそうであります。私はそれを聞いて非常に喜んだ。