1982-04-15 第96回国会 参議院 大蔵委員会 第8号
それで、実は過去の春闘アップ率とそれから一人当たり雇用者所得の実績を見てみますと、大体において経済が下がりカーブのときは春闘アップ率よりも一人当たり雇用者所得が下になる。その典型が昨年でございまして、春闘が七・七に対して一入当たり雇用者所得は六%前後というふうに大変下がっておりました。
それで、実は過去の春闘アップ率とそれから一人当たり雇用者所得の実績を見てみますと、大体において経済が下がりカーブのときは春闘アップ率よりも一人当たり雇用者所得が下になる。その典型が昨年でございまして、春闘が七・七に対して一入当たり雇用者所得は六%前後というふうに大変下がっておりました。
そのときには私は、春闘アップ率なんということを持ち出したのではありませんでした。しかし、それも、私が最終的にはすとんと胸に落ちるような納得できる説明のないまま、六百三十円という新賃金体系を採用したという低賃金で春の乳価を決めたという経過がございます。