1956-11-24 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
これは私が申し上げるのでなくて、総評が秋季攻勢あるいは春季攻勢のあとで、本年は非常に成功したということを発表されておるので間違いのないところだと考えます。要するにこの法案によりまして一方的に弾圧されて片手落ちになったということはごうもない、かように確信をいたしておる次第であります。
これは私が申し上げるのでなくて、総評が秋季攻勢あるいは春季攻勢のあとで、本年は非常に成功したということを発表されておるので間違いのないところだと考えます。要するにこの法案によりまして一方的に弾圧されて片手落ちになったということはごうもない、かように確信をいたしておる次第であります。
○吉田萬次君 私は時間も時間ですから、簡単に質問したいと存じますが、今ちょうど春季攻勢のたけなわな時代であります。そこで大体争議というものの本来の性質から申しますと、経済闘争というものにあるべきものだと思います。
この春季攻勢のもとになっておる賃金行動綱領、これに対する経営者側の考え方というものは、新聞で主催した座談会くらいで散見した程度で、割合今問題になっている労働争議の中心になる賃金問題になついての意見というものは行われておらぬように思います。それで先ほどからのお話を承わっておりますと、産業別の賃金格差、規模別の賃金格差というのがいろいろ議論されております。
にもかかわらず、今次総評の春季攻勢の姿を見て参りますと、これらの官公労組の人たちは、民間労働組合といわゆるタイアップして、互いに緊密な連携のもとに、共通の要求として、ベース・アップ闘争を続けております。その行動の中には、国民全体に奉仕すべき義務を持った公務員またはこれに準ずべき身分の人たちとして、まことに遺憾千万であるとの印象を強く受けるのであります。
この医者の問題、診療の問題は、おそらく総評が取り上げて春季攻勢の一つの戦線にしているのではないかと私は思うが、よく政治的情勢を考える必要がお互いにあると思います。これはわれわれ与党も一つ考えようじゃありませんか。この点を考えなければ、われわれは政党政治、二大政党の確立ができないと思うのです。いい点はとればいいのです。
しかしながら、とにかく非常な今度の何と言いますか、春季攻勢か、非常な、えらい勢いで書き立てまして、そうして何と申しますか、三万人押し寄せてくるということになれば、議長としてこの中の平穏な、私から言いますれば、民主政治を守るつもりなんです。これにつきましては、それは阿具根さんが御指摘のように挑発する……、なるほど、押し寄せてくる者に対して言えば挑発でしょう。
これが率直に申し上げまして今問題になっておる春季攻勢といわれるものの問題点であるかと与えます。ところがこれに対しまして、政府では、全く油をかけて火をつけるような態度が今日まで繰り返されてきた。第一番に一月二十六日、すわり込み等いわゆる行動を起すなればこれは現行法規をもって取り締るという声明、これは声明ではなくて、新聞記事としてそういう声明を出すということが発表された。
少し長くなりますがこれは重要な問題でありますから、一つまずこの新聞に出ておることをここに提起いたしまして、それによって、これを基礎としての警察の春季攻勢に対するところの取締りの方針をただそう、こういう考えであるのであります。
もちろん初顔合せのことでありますので、小委員長であります私から、各委員に対しまして、何かお気づきの点をという発言をいたしましたところ、自由民主党の松岡委員から、総評等の春季攻勢の波状が押し寄せてくるものと想像されるが、国会の周辺にデモ隊等が出入り、あるいは立ち入りするような場合が起ったとき、万全の処置を講ずべきであるという御意見が述べられました。
雇用関係の問題は先ほど申し上げました通り、野党の諸君から十分に御質問もありましたし、大体政府のお考えも承っておりますから、私はこの程度にとどめまして、この際、昨今非常に問題になっております春季攻勢に関する問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。御承知の通り総評並びに社会党がしり押ししておられると思われる三月ゼネストを目標に春季の賃上げ闘争が企図されております。
この春季攻勢について見のがしてならないことは、民間労組とタイアップして官公労組が賃上げ要求の大きな闘争の波を用意しておることでございます。
総評においては恒例のごとく、しかしその規模においては、いまだかつてない大がかりな春季攻勢を展開すべく着々と準備が進められつつあると伝えられておるのであります。業種も業態も全く異なるいろいろの企業の労組が一斉に歩調をそろえて立ち上るというふうなことは、全く世界にその類例を見ないのであります。
但しその賃上げ要求のやり方でございますが、このやり方は非常に違つておりまして、日本のように春季攻勢、秋季攻勢、年末闘争というような定期的な形で賃上げの闘争が行われておる国は恐らくないと存じます。無論時期がございますから、或る一定の時期に賃上げの闘争が起るのはこれはどの国でもそうでございますけれども、日本のように定期的に、そうして或る意味においては慣習的にこれが行われている国はないと存じます。
○参考人(熊谷正吾君) 当社の合成化学が呼号しておりました春季攻勢の当初の発展過程から簡単に触れさして頂きたいと思います。 当社で要求が出ましたのは三月の十六日でございます。その要求の内容は、ベース・アップの線が一つでございます。それのほかに退職手当の問題、それから住宅手当の問題、その他冠婚葬祭の寄贈金額の問題を含めまして六件の問題の要求がございました。
大体御承知かと存じますけれども、春季攻勢という旗印の下に、この春以来相当賃上げ闘争がございまして、大きな争議といたしましては私鉄、日通、海員等、公益事業として相当実力行使を含んでの争議がございまして私鉄は御承知の通り大手筋一五%、更に中小それぞれそれより下廻つた。パーセンテージの賃上げで妥結をいたしまして、大体中労委の調停案の線で妥結したのでございます。
○阿具根登君 ちよつと質問しますが、春季攻勢の旗印の下に賃上げ闘争が行われているということを言われたが、その中には官憲が介入した事件が何件あるかお聞かせ願いたい。
そこで続いてお伺いするのでございますが、先ほど申し上げましたように、全国の単産組合が春季攻勢と称しまして、賃上げの強力な闘争を展開しようといたしております。そういつた問題について私は先ほどお尋ねをいたしたのでありますが、事務当局のゆえをもつて、それに対する具体的なお答えをしいることは無理だと思いまして差控えたのでございます。
○森山委員 労働組合の正当な活動は、憲法その他の法令に違反しない活動であると、きわめて法律的な御答弁でありますが、もし労働組合が一応共産党と一線を画すると呼号しながら、実はいろいろな問題についてそれと軌を一にする点が非常に多いような行動があつた場合、たとえば総評が最近では事家上全労連系組合と共同歩調をとつて、また産別系組合といつても単位組合として参加を許容する広汎な地域スト集団を結集して、春季攻勢の
さらに三月七日、十一日には加賀田地評議長以下総評系、全官公系各単産の代表等が多数出席、討議を重ねた結果、大会の具体案をさらに補足いたしまして計画を立てる一方、広汎な戦線統一をはかりつつ、漸次春季攻勢への雰囲気を高めて行つたのであります。
(拍手) 総評が、最近では事実上全労連系組合と共同歩調をとり、また産別系組合といえども、單位組合として参加を容認し、広汎な地域スト集団を結集して春季攻勢の集約化をはかろうとしており、たとえば、その一翼として、三月二十日、京都における総評主催彈圧法粉碎総決起大会が行われたのでありますが、その結果は、かの騒擾事件を惹起したのであります。
五月中旬国連軍は中共軍の第二次春季攻勢を撃破いたしまして、再び三十八度線以北に追い返し、いわゆる鉄の三角地帯といわれております鉄原、金化、平康の要衝を制圧いたしまして、戦局を好転いたしたのでございます。