2002-04-18 第154回国会 参議院 環境委員会 第9号
○岩佐恵美君 前回、北海道の春グマ駆除の問題を取り上げました。積雪地帯では、狩猟期間はクマが冬眠中のため、予察駆除と称して五月ごろに盛んにクマが殺されています。クマについては、一般の狩猟頭数より有害駆除で殺される方が多いのです。 全国、九一年から二〇〇〇年、十年間の平均で見ますと、狩猟が七千四十三頭、そして有害駆除が一万一千二百二頭、六割が、六割以上が有害駆除です。
○岩佐恵美君 前回、北海道の春グマ駆除の問題を取り上げました。積雪地帯では、狩猟期間はクマが冬眠中のため、予察駆除と称して五月ごろに盛んにクマが殺されています。クマについては、一般の狩猟頭数より有害駆除で殺される方が多いのです。 全国、九一年から二〇〇〇年、十年間の平均で見ますと、狩猟が七千四十三頭、そして有害駆除が一万一千二百二頭、六割が、六割以上が有害駆除です。
北海道では今春、渡島半島のヒグマの春グマ駆除を十二年ぶりに再開するということです。昨年、ヒグマの被害が多発したからだということですが、昨年の異常出没の原因は究明されていない、個体数が増えているという科学的根拠もないと指摘をされています。