1959-02-26 第31回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
しかし映画界では終戦以来映画倫理規程管理委員会というものがありまして、上映する映画は全部三つのランクに分けております。一つは成人向けで子供が見てはいけない映画、それからぜひ子供に見せたい映画、それから一般映画、この三つに必ずランクしております。それ以外は一本もないわけであります。
しかし映画界では終戦以来映画倫理規程管理委員会というものがありまして、上映する映画は全部三つのランクに分けております。一つは成人向けで子供が見てはいけない映画、それからぜひ子供に見せたい映画、それから一般映画、この三つに必ずランクしております。それ以外は一本もないわけであります。
昨年の一月には、自己規制団体でございます新映画倫理規程管理委員会の設置を見るに至りました。まだ不十分ではございますけれども、この自己規制の体制のもとに、特に青少年に有害な映画等を排除するような方向へ向っておるわけでございます。なお、広告等におきましても問題が絶えず出て参りますので、興行組合等に対して強い反省を求めることもいたしております。
ただいま映画倫理規程管理委員会の委員長でありますところの高橋先生が、倫理規程の制定並びにその運営に対し、また先ごろ改組されたことについてきわめてアウト・ラインを御説明になり、しかして管理委員会の任務ということの一端について誠意あるお話をされました。私は、日本の映画製作者の立場から一言申し上げて、各委員の御参考にしていただければまことに仕合せと思います。
映画倫理規程管理委員会と称せられるものであります。これが新映倫に変りますまでのいきさつは、申し上げますとまた長いことになりますので省略させていただきますが、この旧映倫が十分映画倫理管理の責めを果すことができない、効果をあげることができないという非難がございまして、ことに御承知の太陽族映画というものが行われまして、これ がために映倫に対しまする非難ははなはだ強いものになりました。
これについては、昨年末、映画倫理規程管理委員会の改組がされまして、今後その活動に期待をしておる次第でございます。厚生省といたしましては、中央及び地方の児童福祉審議会によります映画の推薦及び勧告の機能を十分活用するとともに、児童映画その他の民間活動をも強化いたしまして、両々相待って、青少年が不適当な映画の影響を受けないよう努力して参りたいと存じます。(拍手) 〔国務大臣南條徳男君登壇〕
この映連の方の各会社から資金が出ておりまして、その他審査料等を合せまして映画倫理規程管理委員会の運営をしておるわけです。しかしどうもそれだと映画会社のひもつきだという非難もございますので、去る八月十五日の五社長会議では全部白紙に戻しまして、これを民間人をもって充てるという線を打ち出したのでありますが、あと財源をどうするかという点につきましては、まだ詳細にきまってないようでございます。
同時に現在これらの映画の審査を取り扱っておるといいますか、映画の一つの道徳的な基準を取り扱っている映画倫理規程管理委員会に対する手きびしい声もわれわれは聞くのであります。これらの問題をめぐって、いろいろ文部省の方でも検討せられておるようでありますが、どうもはっきりした態度が見えないのであります。
○江上説明員 ただいまの映画の質の問題でございますが、現在文化統制を行わない、また現に行えないわけですので、質的な統制というものは全然やっておらない、従って悪い映画だったら禁止するという措置は、これは関税定率法に基く特に風俗を壊乱するとか、そういうのに該当しない限りは、輸入をとめるということはないので、あとは映画倫理規程管理委員会で審査して、あまり工合の悪いところは自発的に訂正を求めるという程度のことしかできない
同月十三日 公立義務教育学校の施設整備に関する陳情書 (第一二一号) 金沢大学に農学部設置の陳情書 (第一二二号) 義務教育費の全額国庫負担に関する陳情書外一 件(第一二三 号) 危険校舎の改築費国庫補助増額に関する陳情書 (第一 二四号) 教育委員会廃止等に関する陳情書外一件 (第一二五 号) 生徒児童の傷害補償に関する陳情書外二件 (第一二六号) 映画倫理規程管理委員会制度改正