1953-03-04 第15回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第10号
そこで、私は、あなたに対する疑点を五、六点にわけて伺いたいと思いますが、第一番に、先ほどから委員長からも質問がありましたし、明禮君からもありましたが、あなたは、軍需省の任命を受けて営団の鑑定人となられ、そうして中央物資活用協会の買上品を鑑定したのでありますか、軍需省の任命のまま鑑定をなさいましたか。
そこで、私は、あなたに対する疑点を五、六点にわけて伺いたいと思いますが、第一番に、先ほどから委員長からも質問がありましたし、明禮君からもありましたが、あなたは、軍需省の任命を受けて営団の鑑定人となられ、そうして中央物資活用協会の買上品を鑑定したのでありますか、軍需省の任命のまま鑑定をなさいましたか。
先日田万君、明禮君らか聞いた清算の貸借対照表上においても、ダイヤの残高がはたしてあるのかないのか、買上げ当時のあれがあるのかないのかと、三度も四度も私らが念を押して聞いておるのです。あなたはないとおつしやる。しかも、阪田管財局長を証人に喚問して、初めて、一億九千六百万円というものに入つておることを言明されましたので、根本的に食い違いが生ずる。
この問題については、私も明禮君も田万君も、重ねて聞いているのですよ。速記録をお読みになつてごらんなさい、速記録をお貸ししますから。あなたは、何と言つても、これはないとおつしやつていらつしやつたのです。ところが、阪田管財局長が来て証言をしてから、初めてこういうような問題が出て来たのです。 一億九千六百万円が載つておるということを明らかにした。
○内藤委員長 ただいまの明禮君の御発言、現在の宮内庁の組織で皇后宮大夫という職責があるかどうかも、委員長はまだ調べておりませんので、今ちようど宇佐美さんもお見えになつておりますから、もしそういう機構なり職責があるということになれば、理事会にお諮りをして、証人として喚問することにしたいと存じます。 ただいまお見えになつておられる方は宇佐美毅さんですね。
○佐々木(秀)委員 先ほどから委員長並びに明禮君の質問に対しての証言のお答えは、機械局長という責任の立場にありながら、私たちの聞いた感じでは、何か核心からのがれようとするような感じを承つたのであります。どうかひとつ、国民の重大関心を持つている問題でありますので、あなたの判断を聞くのではなくして記憶にある点はひとつ率直にお答え願いたいということを前提として二、三御質問申し上げます。
ただいま明禮君から聞かれましたが、お宅にも相当なダイヤがあられるそうですが、現在あなたのところにどれくらいのダイヤがございましようか。自分の御商売で、帳簿もちやんとしておいでになると思いますから、わかると思いますので、ちよつとお知らせ願います。
○田万委員 さつきから明禮君が聞かれたのにもわからなかつた。私が聞いても、書面で御回答するということになるかもしれませんが、少くともあなた自身のことですから……。五、六百万円という価格は言われたが、カラツトで言つたらどうですか。
○内藤委員長 明禮君、ちよつと申しますが、あなたのおつしやることは、国民が戦いに勝つために、命がけで命よりも大切なものを出しておるにもかかわらず、その鑑定人がこれをがらくただとかなんとか言うことは、はなはた不穏当ではないか、こういうことでしよう。
私たち本法を制定する側から言いますと、できればその金額というふうにいたしてあるわけでありますが、その金額とすると、目的税になるわけでありまして、これにはいろいろな問題があり、遂にこういう表現を行つておるわけでありまして、明禮君の言われるように、税率が減つたり減免を行つたりして非常に少くなつた場合、五箇年計画がくずれるのではないか、こういうお話もありますがこれは逆にうんと税収がふえた場合には短かくなるという
○内海委員 明禮君の質問に関連して申し上げたいと思いますが、明禮君はこの前の委員会においても、補正予算の獲得については、大臣は職を賭してかかるべしということを要求されたようであります。私はこの意見に対して全面的に賛成です。
明禮君は党籍を離脱しておるにもかかわらず、なお民自党の色が非常に濃い。こういうときであるから、明禮君自身としても大いに注意すべきまさにそのときにあたつて、不謹愼にもどなるということは、もつてのほかである。將來は特に注意をしてもらいたい。
しかし二十日の日に明禮君が第三控室——民自党の諸君にとつてここがどういうところになるかわれわれ知らないが、しかし事務当局が役員会に出ておるとはつきり言つておる。そこで私は十二時十分に電話で明禮君と話ししておるはつきりした事実がある。この事実に対する解明をしないで、問題を一方的にごまかそうとするから、われわれも大きい声を出さざるを得ない。
從つて明禮君も出ておりません。その他調査員にそういう疑いがあるとかいうようなことを御指摘くださいますれば、十分注意いたします。
○神山委員 非常にいいことが今の言明の中で明らかになつたと思うが、それで明禮君の説明はそのまま私は聞いてもよろしいけれども、しかし今の話で弘済会の事件は私の方で出したことは事実だが、しかしこの事件を運ぶために鍛冶委員長に何のために会う必要があるのか、民自党の室まで行かなくても、君たちの部屋に委員長と二人が机を並べているはずだ。
誤解があつてはいけませんが、この間理事会で、その御議論がありましたから、明禮君に自発的に党籍を離脱するようにとりはからつております。その点は御了承願います。これは條件じやない。
從つて明禮君が民自党員であるがゆえに超党派的でないという議論は、われわれの委員自体の責任というか、性格から言えないことだ。要はその人が事務に堪能であるかどうかという点に帰著すると私は思う。
この報告のうち、明禮君の事務局長に対して御異議があるようですから、これだけを抜出して採決いたします。明禮君の事務局長に御賛成の方の御起立を願います。 〔賛成者起立〕
○田中健吉君 明禮君のお宅へ電話をかけましたら、奥さんが出られて、電話口には証人として藤原繁太郎君が立たれました。その電話によりますと、今晩はおそくなつたから國会におる。家には帰らない。明朝帰るという電話だつたそうです。それで國会内を探してみてもどこにもいないということになるとどうも怪しいです。
○北村證人 今明禮君のお読み上げになつておるものは何であるかわかりませんが……。
出頭延期願 証人 北村徳太郎右者に対し昭和二十三年九月四日貴委委会に証人として出頭すべき旨電信有之候処九月四日、五日、六日の三日間は名古屋地方に出張確定致し居り変更は困難に候間右喚問期日は別に御指定賜り度此段及申請候也 昭和二十三年九月三日 右 北村徳太郎 マル印 不当財産取引調査特別委員会 委員長 武藤運十郎殿 こういうお届けなのですが、明禮君了承
○武藤委員長 明禮君よろしゆうございますか。
今明禮君は偽証だと断定されますけれども、私は偽証という罪が相当重いもので、結果においてははなはだ芳しいものでないと思うのであります。特に御承知の通り、偽証には罰金刑がありませんので、即体刑というような問題もありますから、十分御考慮になつて、しかも本事案をば調査するにあたつて一番中心になる問題であります。もちろんあなたもいろいろな方面から当時の情報はお聽きでしよう。
先ほど明禮君の質問の中で、日記の内容については自分が人から聽いたこと、ないしは考えたことをば書いたのであつて、それは書く人間の自由である。こういうところで出されるならば、そういうような心構えをもつて書かれたろう。これはごもつともなことだと思う。そこでたれから聞いたかということをここで述べていただかなければならないと思うのですが、多数の人の中から聞いたというだけでは通らないのであります。
○武藤委員長 それは明禮君……。
先ほどから明禮君の聽いたところでは、これは明らかにS・S・Kが使用してから軍艦を解体したものがはいつている、それは問題ないが、それが大部分であつたか。それとも、終戰のどさくさにS・S・Kの知らないものを隠したのが大部分であつたか、それを聽きたい。
○鍛冶委員 その次に承りたいのは、先ほどから明禮君の質問で大体わかりましたが、倉庫の中にあるものだ、それから軍艦を解体したその材料を特に隠している、こういうことになればこれはS・S・Kが作業にあたつてから隠匿されたということは明白である。それ以外に私の聽かんとするものはS・S・Kが知らないで、S・S・Kがここを使用しない前に隠されておつた莫大なものがありはしなかつたか、この点を承りたい。
明禮君も腰かけて聽いてください。
○武藤委員長 明禮君に申し上げます。この点は書類が出ておりますが…。