1999-05-13 第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第13号
日本は火山列島でありますし、何百万年もかからないうちにハワイがもっと日本に近くなって、うまくいけば土佐沖に来てくれたらいいなと思っておりますが、今後もし火山島として明神礁のようなケースが起きて、沖ノ鳥島のような海岸というか島ができたときは、同じような処置を国はとるんでしょうか。
日本は火山列島でありますし、何百万年もかからないうちにハワイがもっと日本に近くなって、うまくいけば土佐沖に来てくれたらいいなと思っておりますが、今後もし火山島として明神礁のようなケースが起きて、沖ノ鳥島のような海岸というか島ができたときは、同じような処置を国はとるんでしょうか。
私はいろいろ心配をしますと、あの辺は活火山の場所でありますから、もし第二明神礁みたいなものができて、そこにいち早くソ連の国旗を立ててしまったら、二百海里の時代、日本にとっては国益上大きな問題になると思うわけでありまして、この辺は耳の長い調査能力を持っていると任じている防衛庁、よく実態の調査をしていただいて、そういった本当に正体不明の漁船団なんかも把握をしておいていただきたい、これは希望で申し上げておくわけであります
○渡部(一)委員 硫黄島南方あるいは明神礁の周辺等においてはしょっちゅう隆起が起こったり沈んだりしておりますから、潜水艦みたいな島も確かにあるわけで、出たり引っ込んだりしているわけですからあれですが、将来のわが国の利権と密接に絡むということを考えますと、その地域の海上に巡視艇なり保安庁船なりを張りつけて、十分な観察あるいは確認というものを常時しておく必要があるのではないかと思うのです。
○犬井説明員 たとえばこんなことはそんなに考えられないわけですが、たとえば明神礁のようなことが起きるというようなことがあれば、ここに言う「異常な天災地変」に該当するということだと思います。
そういうようなことから、戦後昭和二十七年に明神礁の噴火のありましたころ、いま引退されました、地震研究所におられた水上武先生と私は語らって、電話で呼び寄せられる程度の人を糾合して、毎月いろいろの角度の人を集めて談話会をやるというようなことを、昭和二十七年に始めたわけです。
過去の例からいって、降灰で市街地が全部埋まって、今の世代になって掘っているという例もありますし、あの近くには明神礁が海底から浮き上がって暗礁をつくったというような問題もありますし、どうなるか、それは判断の予測ができぬだろうと思いますが、しかしそうだからといって、出てしまってからではすでにおそいということになる。
実は御承知の通り、明神礁で私どものところの観測船の第五海洋丸が転覆して、三十一名の犠牲者を出したことがありますが、その当時もできるだけ広く専門家を頼みまして、資料はこちらの方からできるだけ供給しまして、最後の結論を出しておりますが、その場合も全然死体というものは上ってきませんでした。
明神礁が爆発したとき、そこに行くためにはすぐ何百万円という金が要ります。これはそのつど補正もできませんし、また一々予備金支出の手続をとるわけにもいきません。一例をあげてもそうでありまして、学問が日常進歩に追及し、あるいは諸般の現象に応じて動きまする以上、それだけの自由は各大学に私どもは与えなきゃならぬと思っております。
併しながらそれよりも大きな危険が、例えばこの間の明神礁の附近で噴火とともに消え去つた船というようなもののあつた、あのときの救済に行つて、仮に人を救済したとか、救済し得ずして命からがら逃がれて来たとかいうような者は、これはこの船の乗組員全体に対して表彰があつていいであろう、只今は船長、機関長あたりに出ておる程度のように思います。
本庁におきます減少は、前年度におきましては明神礁において遭難いたしました第五海洋丸の代船購入費及び改修費七千七百万円のほか、航路標識、見廻船の購入費、燈台部横浜工場の機械及び水路部の印刷機械の購入費等が計上されていたためでございます。又地方におきまする減少分は、前年度においてはヘリコプター六機の購入費三億百七十四万四千円のほか、ヘリコプター用通信器具類等が計上されていたためでございます。
次に昭和二十七年法律第二百九号公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の改正によりまして、港湾災害復旧事業費といたしまして一億二千七百五十万円、次に本年九月二十四日明神礁におきまして遭難沈没いたしました海上保安庁水路部観測船第五海洋丸の代船購入並びに整備に必要な経費といたしまして七千五百万円等が主なるものでございます。
なお先般明神礁におきまして水路部の観測舶第五海洋丸が沈没いたしましてこれが代船といたしまして、これは本年度の補正予算に実は出ておるわけでございますが、六百トン型の在来船を購入しましてこれを改装して観測鉛に使いたい。これは現在国会に提出してございますが、大蔵省との間の原案の要求は九千六百万円でございましたが、七千五百万円という案にな御つて国会に出ております。
○柳澤政府委員 明神礁におきましてなくなられました田山博士ほか三十二柱につきまして、その後政府といたしましてはできる限りの処置をとつております。たとえば昇給その他につきましてもできる限りの昇給をいたしますし、なお雇員等でおられました人々は、これを任官をさせるというような手段を講じまして、できるだけ有利に処置するように進めておるわけでございます。
○田原委員 明神礁の胎動爆発で調査に行きました乗組員、田山博士以下のその後の遺族に対する処置等はどういうふうになつておりますか、お伺いいたします。あれはたしか気象観測船かなんかだつたと思いますが……。
なお先般明神礁の遭難で失いました第五海洋丸、これは二百トン前後の観測船でございましたが、これの代船として今度の補正予算で約六百トンぐらいの在来船を買い入れまして、これを改造して代船として使いたいという計画でございます。一応政府原案として国会に上程されました補正予算の中には、購入費、改造費を合せまして七千五百万円だけあげておる次第でございます。
もう一つ新しいことでつけ加えましたことは、先般明神礁の調査に参りました海上保安庁の船が遭難いたしまして、乗組員が行方不明になつたようなことがあつたのでございますが、こういう人たちは所定の年月が経ちまして失綜宣告等の法律上の手続が済みますまでは、休職という取扱いをいたしておるのでございます。