1960-04-15 第34回国会 衆議院 法務委員会 第22号
これを採取するために、昭和三十一年に、青海町に日本石灰石開発会社を設立いたしたのでにありますが、さらに昭和三十三年五月、石灰石採取の際生ずる砕石を利用いたしまして、青海町に明星セメント株式会社の新設を計画いたしまして、農地約二十万平方メートルの買収に着手いたしたのであります。
これを採取するために、昭和三十一年に、青海町に日本石灰石開発会社を設立いたしたのでにありますが、さらに昭和三十三年五月、石灰石採取の際生ずる砕石を利用いたしまして、青海町に明星セメント株式会社の新設を計画いたしまして、農地約二十万平方メートルの買収に着手いたしたのであります。
それでは、農地局長に、明星セメント株式会社から第五条転用申請が出ているわけですが、この扱い、また、その経過、現在の段階等について、詳細に一つ承りたいと思います。
○八尋説明員 ただいまお尋ねの件につきましては、ことしの二月に、電気化学工業会社が明星セメント株式会社のセメント工場用地の買収を妨害したという趣旨で、独占禁止法違反だ、こういう趣旨の提訴がございました。四月、こちらの事務局から担当官が参りまして、その後研究審査を続けておりますが、まだ結論には至っておりませんので、内容について実は申し上げかねるという状況でございます。
そこで御質問の青海電化の労働組合が、明星セメント株式会社の誘致に反対するという会社の態度を支持しておる。組合みずからそういうことを大会で決定することが、組合運動として少しおかしい方向にいっているのではないか、しかも労働者の連帯ということから考えれば、そこに誘致さるべき工場の労働者とやはり利益が一致してこなければ、ほんとうの労働運動というものはできないのではないかという御質問でございます。
この電気化学の青海工場の処分をめぐりまする問題の発端は、三十三年の三月ごろ日本カーバイド、信越化学、昭和電工の三社の合併によりまする石灰石開発会社設立という案が協議をされまして、三十三年の…月十五日に、前記の三社の合併による明星セメント株式会社という会社の設立が一般に発表されたわけであります。
終戦後長い間にわたってこの工場において行われておりましたこういうような事実がそもそも今日明らかになった問題の発生は、この青海の町に昭和三十三年、昨年以来明星セメント株式会社が新設さるるために工場の敷地を物色した、こういうことから始まっておるのでございまして、この青海町は石灰石が無尽蔵にあるのでございますが、青海電化と明星セメント会社の間に用地の買収をめぐり見苦しい争いが昨年来生じて参りました。