1988-04-12 第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
例えば兵庫県の明延鉱山、もう閉山してしまいました。ところがそこで掘ったすず鉱を製錬していた生野製錬、原料が来ないものですから、ストップして不況に陥った。そうなると、一業種一事業所だから、やはり法律に照らされるものだから、事務当局の皆さんは、これはちょっと、こうなる。 二つ目、新潟県の鉄鉱石を生産している赤谷鉱山というのがあります。
例えば兵庫県の明延鉱山、もう閉山してしまいました。ところがそこで掘ったすず鉱を製錬していた生野製錬、原料が来ないものですから、ストップして不況に陥った。そうなると、一業種一事業所だから、やはり法律に照らされるものだから、事務当局の皆さんは、これはちょっと、こうなる。 二つ目、新潟県の鉄鉱石を生産している赤谷鉱山というのがあります。
現在、明延鉱山そのものは、十六人を明延の職員とし、二十二人を三菱の職員としまして再雇用して、合計三十八人で残務処理とか坑廃水の処理ということを行っているというのが実情でございます。
ことしの三月に完全に閉山になった兵庫県大屋町の明延鉱山は、閉山後どのような雇用問題地域活性化対策が進められておりますか。簡潔にお願いいたします。
昨年暮れには日本唯一のすず鉱山、兵庫県の明延鉱山が円高で閉山、岐阜県で日本最大の亜鉛鉱山、神岡も安全ではありません。これで金を除いた日本の非鉄金属鉱山は文字どおり全滅します。一つも残りません。非鉄金属はいわゆるレアメタル、貴重な希少金属であります。しかも、これらの鉱山は探鉱、選鉱、製錬等世界に冠たる技術を持っております。
同じ三菱金属の子会社であります兵庫県の明延鉱山でも、一月末の閉山ということが提案をされているわけです。これに対して、閉山するかどうかは個別企業の問題でございますというのは、通産省自身国民への責任を全く回避するものではないか、こう思うわけです。あくまで一方的な一月閉山ということを再考するように三菱金属を指導すべきだ、こういうふうに思うのですが、もう一度答弁をお願いしたいと思います。
○本岡昭次君 四十地域という地域が出ましたが、私の地元でも、私の耳に入っているのに造船の相生市、それから非鉄金属の明延鉱山というものがある大屋町、それから播州織物の中心である西脇を中心とする地域、それから金物利器の三木を中心とする地域、大体こういう地域が名のりを上げているというふうに聞いておるんですが、我が兵庫県でも四つ、全国で四十といったらこれは大変なことになる、こう頭から思うんですね。
ちょうどそれと符合するように、私がそのとき取り上げました兵庫県の明延鉱山、これは全国でただ一つすずを生産しているという鉱山でありますけれども、来年一月末でもって閉山をするという通告を会社が労働組合に行いました。歴史あるこの鉱山が今閉山されようとしているんでありますけれども、果たして本当に通産省がやれるだけのことをやったんだろうかということについて、やっぱり釈然としないものがあります。
でなければ、例えば私が例に挙げております兵庫県の明延鉱山の例をとりましても、要するに大屋町という一つの町に明延鉱山というものがあって、そこに明延という地域があって、そしてその一定の地域の水道も電気も会社が購買して地域に供給をしている。会社の病院が地域の診療、治療の中心になっている。
それで、私は先ほど言いました兵庫県の明延鉱山が第三のタイプなのかどうかはまた別にして、今一生懸命第二のタイプのところでこの縮小、合理化の努力を続けておりますが、要するに、この明延鉱山という企業がある養父郡大屋町という地域社会の存立とのかかわりということを非常に大事に考えていかなければならぬじゃないかと思うんです。
私の地元にあります兵庫の大屋町の明延鉱山を初め、そのほかの各鉱山も大変な人員削減、賃金カット、労働時間延長等によって、人件費削減、高品位鉱採掘など、血のにじむ合理化努力を重ねておりますが、円高の進行によって経営環境の悪化が進んで、まさに瀕死の状態にあると言われております。明延鉱山では資本金二億円の企業が毎月一億円を超える赤字を出しているとさえ言われております。
○本岡昭次君 関連して、兵庫県の大屋町にある明延鉱山についてお伺いしておきます。 これは既に衆議院の予算委員会、商工委員会でかなり質問され、また参考人が呼ばれて意見聴取も行われております。通産大臣も御存じのとおりであります。一円の円高で平均約十億円の損害というのですから、これは大変なことであります。
一つの例といたしまして、私の大屋町について申し上げますと、明延鉱山という金、銀、銅、鉛、亜鉛、すず等を産出する優秀な鉱山でございますが、先ほど申し上げました人口六千人余りのうち鉱山関係者が二〇%、戸数にすれば二四%を占めております。また、町民の所得で申し上げますと、所得水準が全般的に低いという関係もございますが、全町民所得の三四%が鉱山関係で占めております。
ただしかし、これ以外にも、たとえば低レベルの場合は秋田県の尾去沢鉱山の跡地で実験いたしておりますし、また、兵庫県の明延鉱山においても同様な試験が行われておる、こう聞いておるわけであります。 第一点は、一体どういう場所でこういう実験が行われておるのか。
兵庫県の中に三菱金属の明延鉱山がございます。この坑内の坑道の延長キロ数といいますのは六百五十キロ以上もございます。ちょうどこの東京から兵庫県の明延に行くぐらいの距離じゃなかろうかというふうな大変な距離なんです。これに八十以上の切り羽が網の目のように四方に延びております。しかも切り羽というのは、私が申し上げるまでもなく、絶えず変化をいたしております。
○福原説明員 明延鉱山につきまして、堆積場がもうあと数年分しか余地がないということは私どもも聞いております。堆積場の余地はあと数年分しかないけれども、埋蔵鉱量はあと十数年以上掘るだけの量があるということであって、今後堆積場の問題が明延鉱山の延命に非常に大きな影響を与えるということも私ども承知しております。
兵庫県の明延鉱山でも、会社側は品位をアップするということを検討しております。今回の緊急融資でも、探鉱対策費として融資するようになっているというふうなことすけれども、これは採算の合うところだけを掘るといういわゆる抜き掘りですね、これに使われかねない面も持っているわけなんです。
その一番大きいのは、兵庫県にございます三菱金属鉱山がやっております生野、明延鉱山、すずだけでやっておりますのは、大分県にございます見立鉱山、この三つが一番大きな鉱山でございまして、年間千百トンほどの地金としての生産をあげております。
商工業方面におきましても、先刻来の説明にありました冨士製鉄広畑製鉄所、播磨造船、生野明延鉱山、その他セルロイド、金属工業、機械工業、化学工業、皮革工業、紡績毛織、製材、マツチ、食料品工業、平面デパート式の商業等隆盛をきわめていることは、姫路市がいかに地形的に、あるいはまた交通及び労働力、また工業には必ず水が必要なので用水、その他すべての立地條件が絶対的に有利であるということによつて、かくも盛大になつている