1961-10-24 第39回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
たとえば一人の給与をきめる場合に、家族持ちであれば、家族の人数あるいは勤続年数というようなものがまず計上され、しかも官公吏であれば、そのほかに有資格者でなければ昇級、昇号がなかなかできない。これは普通は頭打ちといわれまして、前に三回是正をしたわけでございます。
たとえば一人の給与をきめる場合に、家族持ちであれば、家族の人数あるいは勤続年数というようなものがまず計上され、しかも官公吏であれば、そのほかに有資格者でなければ昇級、昇号がなかなかできない。これは普通は頭打ちといわれまして、前に三回是正をしたわけでございます。
一応そういう形で是認をするならば、来年度になれば、こういうふうな昇級昇号の仕方は行なわなくても済むのかということです。一〇%上がればあるいは中卒の方であっても一〇%、一等五号のところであっても一〇%というふうな形で昇給が行なわれる可能性が、このことによって生まれるかどうかということです。
第二項はあとにいたしまして、第三項の問題につきましても第一項と同様でございまして、私どもは新らしく賃金体系を考える場合に、当然昇格、昇級の制度を考えなければならんのでありまして、これと併せ考えて行くつもりであつたのでありまして、従いまして調停委員会に対しても昇級、昇号の問題につきましても、今後団交によつて話をきめて行きたいということを申上げたのでございます。