1953-11-24 第17回国会 衆議院 労働委員会 第9号
第七は、福岡県は、石炭山のほか黒崎窯業、八幡製鉄所、東洋陶器、旭硝子牧山工場等、珪肺患者数は、当時補償を受けておる者で四十五名に及んでおりまして、全国的に見ましても比較的多い方であります。ただこの珪肺病の判定について、措置要綱のいずれに該当するかということについて、中央の労働省の珪肺対策審議会に諮つて決定されることとなつておりますが、これははなはだ不便である。
第七は、福岡県は、石炭山のほか黒崎窯業、八幡製鉄所、東洋陶器、旭硝子牧山工場等、珪肺患者数は、当時補償を受けておる者で四十五名に及んでおりまして、全国的に見ましても比較的多い方であります。ただこの珪肺病の判定について、措置要綱のいずれに該当するかということについて、中央の労働省の珪肺対策審議会に諮つて決定されることとなつておりますが、これははなはだ不便である。
今問題になつております八幡市の旭硝子牧山工場におきまして、争議が起りました。そうして十月七日に第二組合の結成と同時に保安要員をほとんどカン詰にいたしまして、そのほかに日々請負が入つておりましたがその請負もともに食糧を会社から支給いたしまして、そして食管法違反の問題が起つたわけであります。
○赤松委員長 それでは、 旭硝子牧山工場の争議問題に関連して応急米を加配した問題については、その与える影響がきわめて甚大であるので、食糧庁においては十分これを調査して、すみやかに本委員会に報告すべし。 以上でよろしゆうございますね。 それでは多賀谷真稔君。
○赤松委員長 それでは次に旭硝子牧山工場の争議問題について質疑を許します。大口需給課長、桃澤公安課長が出ておられますから。 多賀谷真稔君。
○吉村参考人 ただいまの旭硝子牧山工場における定員制の問題を引続いて御説明いたします。 旭硝子牧山工場労働組合は、旭硝子株式会社との間に、昭和二十五年の四月ごろから、定員制の問題をめぐり団体交渉を重ねて来たのであります。この問題は、三箇年間会社が一般作業員の雇用を全然停止して、しかも増産を強化せしめ、各職場においての人員不足の切実な組合員の要求が起つたわけであります。
○赤松委員長 次に旭硝子牧山工場の争議問題について、吉村稔君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡原政府委員 戸畑における旭硝子牧山工場の争議事件につきましては、御指摘の通り第一組合と第二組合の紛争がございまして、その当時いろいろな形の問題が出たことも承知いたしております。
この問題は八幡市の堂山の旭硝子牧山工場に起つた事件でございますが、この組合は定員を増してくれという要求を出しまして、そうしてストライキに入つたわけであります。そのストライキ中に、一部の労働組合員がデモをやりまして、そうして会社幹部及び第二組合の事務所にデモをかけて、若干へいをこわしたということで、十月の十八日からずつと勾留されておるという事件であります。
○桃澤説明員 旭硝子牧山工場のストをめぐつて、いろいろの問題が起きているのでありますが、これらについては、いずれも現在検察庁あるいは市警の方で取調べ中であります。