1956-05-11 第24回国会 参議院 文教委員会公聴会 第1号
それから文部大臣の権限についてお話ございましたが、現在の文部省設置法その他の法律規定によって、さっきの安部さんに申しわけないんですが、山口県の小学生日記、旭丘中学事件というものが、少くとももう少し早くその地方の当局者にわかって、そうしてこれはやむを得ないじゃないか、うっちゃっておいてもよかろう、あるいは相当の処置をしなければならないだろうといった、何らか都道府県の教育委員会あるいはさらにそれが大きくなれば
それから文部大臣の権限についてお話ございましたが、現在の文部省設置法その他の法律規定によって、さっきの安部さんに申しわけないんですが、山口県の小学生日記、旭丘中学事件というものが、少くとももう少し早くその地方の当局者にわかって、そうしてこれはやむを得ないじゃないか、うっちゃっておいてもよかろう、あるいは相当の処置をしなければならないだろうといった、何らか都道府県の教育委員会あるいはさらにそれが大きくなれば
この点につきまして、文部大臣として、教育委員会に対してあるいは指導、助言権と申しますか、何か旭丘中学事件とか山口日記事件のときと同様なやり方で、千葉県の教育委員会に対して善処を要望するというような勧告を出させる用意があるかどうかということについてお尋ねいたします。
○説明員(緒方信一君) 旭丘中学事件に対しまする文部省が指示をした、これは御承知のように、問題が起りまして、学校が不法に占拠をされ、赤旗をあれしたというような事態が起りました。いわゆる組合が管理運営を行うそういう事態に当面いたしました。教育管理というようなことであります。そういう事態に当面いたしましたので、これは五月の十三日でございますか、丁度社会党の声明が出たのと大体同じだつたと思います。
只今荒木委員から旭丘中学の三人の教員のことについていろいろ質問がありました、荒木委員はこの三人の先生たちは非常に頭のいい教員であるということを頻りに言つておりますが、とかく革新的思想を持つた人は頭のいいものでありますから、頭がいいから中等学校の教員として適格であるかどうかということは別問題で、この三人の人たちが任命権者である教育委員会から転任命令かあつたにもかかわらず赴任もしないで、そんなことで果して
ただ併しこの際視察に参加いたしました一人として申上げておきたい点は、この旭丘中学の問題であります。この問題につきましては文部省のほうでは割合に事態が静穏になつて大体解決しているというふうな意向が述べられたのでありますが、私はまあ剱木委員の報告にありましたように学校の教育という面については非常にうまく行つているように思います。
調査事項は旭丘中学のその後の状況、それから大阪市立大学の接収校舎の問題、文化財保護、保存の状況その他教育一般の実情でありました。 先ず旭丘中学校の問題について申上げます。旭丘中学に関しましては七月十六日終日その調査に当つたのでありますが、すでに学校が午前中の夏期短縮授業を行なつているときでありましたため、私どもは府市当局よりその後の経過を聴取することなく、最初に学校の視察をいたしました。
それは大阪市の市立大学の接収校舎の問題、それから文化財の水害復旧の状況、それから旭丘中学の善後処理、そのほか教育一般の実情について急に現状調査しよう、まあかようなことになつたのであります。つきましては、学校もそれぞれ二十日頃から休になりますから、成るべく旭丘中学校あたりを調査するためには休になる前に出なければならない、かようなことで十五日から二十二日まで出かける。
ということは、私は文部委員もしておりますが、ここと話が多少違いますけれども、京都の旭丘中学の学校騒動を見ても、騒動そのものについてはいろいろ見方があります。
今回の京都の旭丘中学の問題も、最も極端に言えば、これは自由党に所属しておる教育長が自分の選挙地盤を守るために、誠に邪魔になる者をどうにかしてこれを除けたいという意図が十分ににあつたということは、これは認めなければならん。私は教組側の行過ぎがこれがいいとは考えておらない。けれども、波は何か抵抗のあるところに大波が立つので、抵抗のないところに決して波は立たない。
或いは今回の旭丘中学のごときは確かにそれは偏向若しくは行き過ぎの事例であるに違いないけれども、全国から集めたものが五十万の教員のすべてをば共産党の宣伝隊であるというがごときは、誣いるも甚だしいものである。(拍手)さような認識の上に立つての法律であることを、私は如何にも残念に思うのであります。私は決して共産党を礼讃するものじやない。
私ども自由党といたしましては、旭丘中学、山口日記、滋賀日記、武佐中学、その他特筆すべき事例においてのみならず、日教組の教研大会の決定を通じ、又は日教組内に重大なる地位を有する共産党グループ活動の実情を通じ、今や我が国の義務教育をむしばまんとする偏向教育は顕著なる事実としてこれを認めざるを得ず、従つて決して望ましき立法ではないが、現下の情勢下、本二法律案の成立が絶対に必要であると主張し、衆議院送付の原案
先刻劔木議員が、この法案の必要の根拠であるがごとく取上げられました旭丘中学の問題は、実は極めて反動的な教育委員長の存在に由来するものでございます。(「とんでもないことを言うな」と呼ぶ者あり)本事件で非常な迷惑を感じておりますのは児童及び教職員の方々でございます。
この点については、今次の旭丘中学事件についても十分考慮を要するものがあります。勿論私どもは、両者に非常に行き過ぎがあり、誠に遺憾であると考えておりまするが、例の福原委員長が自由党員であり、而も人格的、性格的に偏狭な人である点は、今後請求権を与えられた場合の教育委員会運営上、見逃すことのできない重大な点であると私は考えるのであります。
例えば今次京都市の旭丘中学のいわゆるあの教育の破局的な混乱の様相を前にいたしまして、私どもは誠に教育のため、日本のため、病根憂慮に堪えないものを感ずるものでありますけれども、かかる事態の発生を捉えて直ちに全日本の教官が暴力革命の前夜にあるがごとき戦慄感を国民に与えようとするような意見の発表は、当面の問題解決に何らの役に立たないだけでなく、攷々として教育に精進努力しております教師と学校教育に対する信頼
併しながら私はこの修正案には強く反対をせざるを得ないのでございまして、このたびの教徒旭丘中学の事件、これを一体何と見られるでありましようか。
(拍手)さて、かかる非常事態を惹起するに至りました旭丘中学とは、昨年十二月、父兄有志より、教師が、授業中に日共の機関紙であるアカハタを読み上げたり、民族独立の歌を歌わせたりして、きわめて思想的に偏向した教育を行つておると、市の教育委員会に善処方を申し入れ、教育委員会は、調査の結果、学校長に対しまして、学校運営の方法において適切でない点があると認められるから、その改善進歩をはかるようにと、五箇条にわたる
○国務大臣(加藤鐐五郎君) 京都市旭丘中学における紛争については、まことに遺憾なできごとでありまして、違法な事務管理とも考えられまして、まことに痛心にたえません。ただいままでのところ、刑事事件が発生したという的確な報告には接しておりませんが、治安当局といたしましては、当面の直接管理者たる市教育委員会の善処を期待しつつ、事態の推移を注意いたしておる次第であります。
旭丘中学にしても、そこに書いてあることは簡単であります。この閲の席でお聞きになりましたように、これはまあ教育でありますから、一連のそういう事実を詳しく調べて行けば、これは偏向教育になると考えられるそういう意味において資料を差上げた。これは前からそういうことを申上げてあるのでありますから、さようにお取扱いを願いたいと思います。
例えば旭丘中学の場合において、やはりそういう形態があつた、いわゆる業務管理と言いますか、一定の先生方の手で学校の運営が壟断れさておるというふうなことを聞いております。それから、学校に県教組なら県教組の分会というようなものがあつて、そうしてその分会の手で運営が図られておる、こういうようなこともあるやに聞いております。
永井純一郎君 長谷部ひろ君 須藤 五郎君 野本 品吉君 国務大臣 文 部 大 臣 大達 茂雄君 政府委員 文部省初等中等 教育局長 緒方 信一君 事務局側 常任委員会専門 員 竹内 敏夫君 常任委員会専門 員 工樂 英司君 証人 京都市旭丘中学
水上君から旭丘中学における偏向教育の実態のプリントと旭丘中学教育問題に関する声明書の、パンフレツトを各委員に配付して頂きたいというお申出がございます。これを各委員に配付することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そういたしますると、たとえば学校の自主管理という一つのことを共産党が指示し、そうしてそのグループ活動が学校に入つて行く、そしてまたその学校が自主管理を、たとえば旭丘中学みたいに行われる、そうしてたとえばその生徒たちは、この共産党が指示しておりますようた反吉田、反米、あるいは反再軍備、あるいはまた日の丸に対して反対である、あるいは国歌を歌うことに抵抗をする、それから皇太子あるいは天皇、そういつたものを