1957-08-13 第26回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会海外同胞引揚に関する小委員会 第2号
第三には、中共におけるいわゆる日本人戦犯の慰問等早期釈放、送還について、全国民にかわって周恩来総理に懇請することでありました。従来中共は日本人戦犯の累次にわたる釈放、送還によって現在わずかに三十八名を残すのみとなりましたが、戦後すでに十数年を経過し、しかも各国ほとんど全面的に釈放を行なっている今日、両国親善のためにも中共にぜひともこれを懇願したかったのであります。
第三には、中共におけるいわゆる日本人戦犯の慰問等早期釈放、送還について、全国民にかわって周恩来総理に懇請することでありました。従来中共は日本人戦犯の累次にわたる釈放、送還によって現在わずかに三十八名を残すのみとなりましたが、戦後すでに十数年を経過し、しかも各国ほとんど全面的に釈放を行なっている今日、両国親善のためにも中共にぜひともこれを懇願したかったのであります。
本委員会は、ソ連、中共地区等に残留しております同胞の引き揚げについて努力を尽して参りましたが、今回、李ラインにより韓国に拿捕抑留された同胞漁民の早期釈放送還の問題は、国民ひとしく希望するところであり、一日も早く解決をはからねばならないものであります。この本委員会の意図をおくみ取り願いまして、お話し下さるようお願い申し上げます。では、田中道知君にお願いいたします。田中道知君。