1959-03-06 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
たとえば、直接生産者に対しましてはテンサイの種子に対する補助金、それから早期奨励金、これは原料を早期出荷してもらうためにトン当りの奨励金を期日を区切って決定しておるわけです。
たとえば、直接生産者に対しましてはテンサイの種子に対する補助金、それから早期奨励金、これは原料を早期出荷してもらうためにトン当りの奨励金を期日を区切って決定しておるわけです。
ただ新らしいことといたしましては、昨年の凶作のために非常にこの米穀年度におきましては、操作上非常に苦しい操作をやつておりますので、端境期を円滑に乗切りますためには、できるだけ早い時期にできるだけの米を集めたいという意味合におきまして、昨年ありませんでしたいわる特別早期奨励金とでも申しますか、一段早い時期においての集荷を奨励いたしますための将励金の一段階を新らしく設けて参りたい。
わりましてできたのでございますが、その後だんだん年を重ねますに従いまして性格が変りまして、特に二十七年以降現行のように単にいわゆる早場に相当するものでなくて、十一月まで延び、更に昨年は作柄の関係で十二月まで延びたというようなことになつておりまして、純粋に端境期を乗り切るための将励金ということのほかに、やはり相当部分が基本米価的な部分がこの早場奨励金の中に相当入つて来ているわけでございまして、そういう意味合から言いまして、この早期奨励金
○説明員(新沢寧君) 一つはまあ早場奨励金と基本米価の関係でございますが、確かに理論的に申しますと、終りのほうの十一月の早場奨励金というのは性格的におかしいのでございまして、もり殆ど基本米価と変りない性格になつておりますので、早期奨励金というものをやめて基本米価と一緒にものを考えるということが或いは考え方として正しいのかと存じますが、まあ価格構成上のいろいろの問題がございまして、本年は一応昨年の形をそのまま
先ほどもちよつと申し上げましたように、基本米価がこれこれ、それに早期奨励金、超過奨励金、完遂奨励金というような、いろいろ半ば基本米価的な性格を持つものもあり、あるいは純然たる奨励金的な性格を持つもの、しかしそれがいずれにいたしましても農家の方に参るというときは、やはりそれ相当の米価として受取られる、そういうやり方はすでに生産農家が納得しないところじやないか。
その理由は、超過供出早期奨励金並びに供出完遂奨励金は、現在米の供出の最盛期でありまして、これを早くやりませんと供出に非常な影響が来るというようなことでありますので、一日も早くこれをあげたいということが私どもの賛成の趣旨であります。
また早期奨励金につきましても、実際上においては、検査等級規格がきわめて嚴格になつたことによつて、農村の実益は著しく減つております。