2021-03-16 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
防災科研におきましては、例えばリアルタイムの災害対応の観点では、浸水範囲や道路の通行止め等の各種災害関連情報を電子地図上に一元的に取りまとめ、各機関に情報提供をします基盤的防災情報流通ネットワーク、私どもはSIP4Dというふうに言っておりますが、この研究開発や、災害予測、予防という観点からは、例えば、全国展開を視野に入れて、九州地方において水蒸気観測網を整備するとともに、線状降水帯の早期予測の高度化
防災科研におきましては、例えばリアルタイムの災害対応の観点では、浸水範囲や道路の通行止め等の各種災害関連情報を電子地図上に一元的に取りまとめ、各機関に情報提供をします基盤的防災情報流通ネットワーク、私どもはSIP4Dというふうに言っておりますが、この研究開発や、災害予測、予防という観点からは、例えば、全国展開を視野に入れて、九州地方において水蒸気観測網を整備するとともに、線状降水帯の早期予測の高度化
現在、平成三十年度から開始しました五年間のプログラムの三年目に当たり、観測、早期予測システムのプロトタイプを構築し、地方自治体への予測情報の試験配信を行うなど、システムの実装に向けて取組を進めているところであります。 今後とも、気象庁と緊密に連携し、早期の社会実装に向けて研究開発を進めてまいります。
また、特に被害の多い九州地方で、線状降水帯の早期予測のために大学等の研究機関の知見も積極的に活用しつつ、最新のスーパーコンピューター「富岳」等の科学的知見に基づくより高度な解析・予測技術を開発し、実用可能なものから順次導入することにより、予測精度の早期の向上に努め、線状降水帯による豪雨被害を可能な限り未然に防ぐことができるよう、全力で取り組んでまいります。 以上でございます。
○柴田巧君 是非、その早期予測技術の開発、また社会実装に向けてしっかりと歩んでいっていただきたいと、力を入れていただきたいと思います。 次に、日本海側の地震、津波のことについてお聞きをしたいと思いますけれども、先般、国としては初めて、日本海側の津波や地震、地震が起きた場合にどのような速さで津波が到達してどのような高さになるかなどの統一的な見解、予測が初めて公表されました。
○国務大臣(下村博文君) 御指摘のように、早期予測技術の確立及び社会への実装は、我が国にとって喫緊の課題であるというふうに認識しております。
そこで、土砂災害の危険の早期予測の取組について国土交通大臣にお伺いをするとともに、土砂災害警戒情報や避難勧告等の住民への周知方法の改善について国土交通大臣及び山谷防災担当大臣に伺います。 土砂災害防止法は、平成十一年六月、広島県で三十二名の犠牲者を記録した土砂災害を契機として制定され、新たな土砂災害が起こるたびに改正されてまいりました。
次に、土砂災害の危険の早期予測についてお尋ねがございました。 避難勧告等の発令の判断に資するよう、市町村に対し、できるだけ早期に正確で分かりやすい情報を提供することが重要であります。このため、より早い段階から、地盤の水の含み方や雨量の予測についての時系列の情報、土砂災害警戒情報が発令される見込みなど、きめ細かな情報の提供を促進してまいります。
また、何といっても、自然災害におきましては、早期予測、これは予知というのでしょうか、それと、それに伴う初動が大変重要であると認識しております。ぜひ、竜巻発生のメカニズムの調査研究、あるいは観測体制の強化につきましても重ねてお願いを申し上げる次第でございます。 先ほど平口委員からもありましたように、これまでも全国各地で竜巻災害が発生をしております。
一つは、少年非行の早期予測に関する調査研究、この中には先ほど申しましたようなグリュック理論というようなものが、日本的に実的に翻訳されて、いかなる方法、いかなる調査、具体的に震えば、調査表を個々の少年に対して適用することがよろしいかというようなことが、その内容に入るわけであります。
で、ここでは時間がございませんので、論点をグリュック博士の少年犯罪の早期予測の問題にだけ限定いたしまして、簡単にこの理論の概要を御説明申し上げたいと思います。 グリュック博士の方法というのは、まずボストンという町がアメリカにございますが、このボストンの下町に育って下町で犯行を犯して、そうしてボストンの少年院に入っている五百人の犯罪少年、これをサンプルとしてとったのであります。