早川公述人、お願いします。
次に、早川公述人にお願いいたします。早川公述人。
早川公述人に伺いますが、企業献金で、これはやめるべきだ、きれいなお金というのはあり得ないという意味のことをおっしゃいました。また、阿部孝一公述人は、腐敗の温床を断つという意味で、やめるということがわかりやすいということをお話しになりました。これは、国会でも、参考人に岡原元最高裁長官においでいただいたのですが、岡原元最高裁長官も同じ意見だったのですね。
あわせて、この再建案で国鉄が六十年度に収支均衡のバランスをとるという計画について、先ほど早川公述人からは御意見を承りましたので、その点はあと二名の方にお願いいたしますが、この再建案で大体国鉄再建は可能だ、こういうお考えをお持ちなのかどうか、この二つの点につきまして、時間が限られておりますので、要約してひとつお知らせいただきたい、かように思います。
私は早川公述人にまずお伺いしたいのですが、この財政再建法案というのは、六十年度に国鉄の財政収支の均衡を図る、このようなことを目指しているわけでございますけれども、果たして今日のこのような国鉄の現状の中で収支の均衡が本当に実現するのかどうか、この点につきましてまずお伺いしたいと思います。
○関谷委員 もう時間が来たわけでございますが、あと一つだけ早川公述人に御質問させていただきたいと思うのでございます。 皆さんの御意見の中にもございましたけれども、また、われわれ衆議院の運輸委員会のそれぞれの方々の質疑の中にも必ずございましたが、通学のための定期の割引、これの問題が出てまいりました。
○早川公述人 非公式の席上でありますから——申し上げなければなりませんか。
○早川公述人 それは事業にもよりますが……。
○中村委員長 早川公述人。
○委員長(栗山良夫君) 石炭鉱業連盟の早川公述人は伺か御所要があつてお急ぎのようでございますから、若し早川さんに対する御質疑がございましたら、先にお願いしたいと思います。
○早川公述人 私は石炭鉱業連盟の早川でございます。今日私から公述申し上げますことは、法案の内容、理由にも関連いたしますが、反対意見も具体的に申し上げたいと思います。それからこの國管法と関連がありますので、経営者が現在の情勢においていかなる労働対策をもつておるかという点も申し上げてみたいと思います。
○早川公述人 ただいまのお尋ねの第一点、あくまでも労資の立場が対立しておつて、これでは一緒に協力する方法はないではないか。経営協議会等の民主化をはかつていく程度では、足りないではないか。もう少し高い第三者の立場ありやという御質問であります。先ほど來経営者側として発言いたします者は、階級闘爭的な立場において発言はいたしておらないつもりでございます。組合側はそうではないかもしれませんが。