1961-10-10 第39回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
本来この期があるということの買い上げ方は、まあ食糧庁の側から非常に一方的な言い方になるかもしれませんけれども、どうも検査買い入れという適正検査なり、そういう面から見て、早場格差金のこの切り方はいつも秋になって私ども第一線の食糧事務所の職員が悩む問題でございます。
本来この期があるということの買い上げ方は、まあ食糧庁の側から非常に一方的な言い方になるかもしれませんけれども、どうも検査買い入れという適正検査なり、そういう面から見て、早場格差金のこの切り方はいつも秋になって私ども第一線の食糧事務所の職員が悩む問題でございます。
○説明員(田中勉君) この早場の格差金そのものにも米価体系の問題からいろいろ問題があるということは、米価審議会等でもあるわけでございますが、そこで、かつての期別を設けた早場格差金の渕源等からいたしますと、これはやはり端境期でありますので、政府ができるだけ早く新米を操作したい、早くつかみたい、こういうことが早場奨励金の一つの渕源になっていたと思うのです。
○説明員(田中勉君) 今の早場格差期限の延長という問題につきましては、例年のその状態におけるいわゆる買い入れ数量というようなものを一つの目安に置きまして、その年々に応じた、いろいろな災害なり天候上の要件が著しくかような面において支障を来たすというような場合におきましては、これは先ほども清澤先生に後段でお答え申し上げましたが、確かにそれら地帯におきましては手取米価の早場格差金というものは手取米価の一部
しかし表日本の福島、宮城、岩手等の各県は脱穀調整期に天候不順に見舞われましたるために売り渡しは相当おくれ、これがいわゆる早場格差金の流入を前年よりも約一〇%も減少せしめたと言われているのであります。農家経済は悪くはなく、信連の預金は六県合計ではありまするが、前年よりも二十億円ふえて、貸し出しは逆に四億円少くなっているのであります。