1955-07-04 第22回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第8号
昭和二十七年七月一日、文調刊第百七十九号で、日高文部次官は、各都道府県教育委員会、各都道府県知事、小中高等学校を有する国立大学長にあてて次官通牒を発しております。その中で、特にその三に、「検定制度ならびに展示会制度の趣旨にかんがみ、教科書の採択にあたっては、展示会前に採択教科書を決定し、若しくは限定し、又は必要以上少数に教科書の種類を限定しないこと。」こういう次官通牒が行っております。
昭和二十七年七月一日、文調刊第百七十九号で、日高文部次官は、各都道府県教育委員会、各都道府県知事、小中高等学校を有する国立大学長にあてて次官通牒を発しております。その中で、特にその三に、「検定制度ならびに展示会制度の趣旨にかんがみ、教科書の採択にあたっては、展示会前に採択教科書を決定し、若しくは限定し、又は必要以上少数に教科書の種類を限定しないこと。」こういう次官通牒が行っております。
○稻葉委員 日は忘れましたけれども、この問題について日高文部次官とお会いしたときに、大学長の文部省通達に基く処置がきわめて政治的にまずかつたという意味の言葉をしばしば聞きました。