1978-04-11 第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
払った賃金日額分に対して千四百八十円の還元をするというか、給付金制度があるわけですね。しかし、中小企業では、そのくらいの金をもらったって、一人前の人を一日休ませてやらすというような余裕が人員配置上もないわけですよ。
払った賃金日額分に対して千四百八十円の還元をするというか、給付金制度があるわけですね。しかし、中小企業では、そのくらいの金をもらったって、一人前の人を一日休ませてやらすというような余裕が人員配置上もないわけですよ。
それから率の点についてお尋ねがございましたが、これは国家公務員災害補償法の傷病補償の支給率と同様に、廃疾の程度、一級の場合——一級と申しますのは稼働能力を完全に喪失して常に介護を要する状態のことをいうわけでございますが、この場合には平均収入の日額分、これを法律上給付基礎額と申しておりますが、その日額分の三百十三倍を支給するというふうに考えております。
さらに日額分は改正後は等級別受給者の数が均衡を得たものになるように考えるというようなことを基本的な考え方として考えておりますが、なお細部につきましては、審議会等の御意見によりまして適切に定めてまいりたい、こういうように考えておる次第でございます。