1965-12-11 第50回国会 参議院 本会議 第14号
○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、日韓条約批准案件について、賛成の意向を表明いたします。(拍手) 本国会は、国民の要望している補正予算審議が、実質的には見送りになりましたことは、まことに遺憾であります。したがって、まさに本国会は、日韓条約国会になったのでありますが、現状はまことに惨たんたるありさまであります。
○向井長年君 私は、民主社会党を代表いたしまして、日韓条約批准案件について、賛成の意向を表明いたします。(拍手) 本国会は、国民の要望している補正予算審議が、実質的には見送りになりましたことは、まことに遺憾であります。したがって、まさに本国会は、日韓条約国会になったのでありますが、現状はまことに惨たんたるありさまであります。
理由の第一は、田中副議長が、去る十一月十二日未明、本院において、議長船田君と共謀し、議会史上かつて見ざる悪逆無道の手段を用いて、日韓条約批准案件の通過をはかったことであります。
この先議案件にならない日韓条約批准案件を、この百十二条を武器にして、しゃにむに押し通したということは、これは明らかに議院法の無視であり、法律、先例の無視であるということを、これは明確にお答え申し上げます。 議会政治、民主政治を守るためにはどう戦うか。これは一つには、この不信任案の審議に当たる自民党の皆さん、特に本人、田中副議長の態度いかんにかかわるところ重大でございます。