1960-03-16 第34回国会 衆議院 社会労働委員会 第17号
そうすると、日雇労働者健康保険関係にさらによけいの医療給付をしなければならない。赤字のもとを作るわけです。日雇労働者健康保険の赤字のもとを作らないように、また労働者がほんとうに早く病気がなおるように、その間の生活がある程度保てるように、そのためには傷病手当金をもう少し延ばしていただく必要がある。二週間でなおる病気ばかりではありません。肝臓が悪いといえば一カ月も休まなければならぬ。
そうすると、日雇労働者健康保険関係にさらによけいの医療給付をしなければならない。赤字のもとを作るわけです。日雇労働者健康保険の赤字のもとを作らないように、また労働者がほんとうに早く病気がなおるように、その間の生活がある程度保てるように、そのためには傷病手当金をもう少し延ばしていただく必要がある。二週間でなおる病気ばかりではありません。肝臓が悪いといえば一カ月も休まなければならぬ。
そのためには、現在労働組合運動もだいぶ進んで参りましたから、日雇労働者健康保険関係の労働組合というものが全国にあると思うのです。だからそういう労働組合の協力を得て、生計ををその者によって主として維持をしておるというようなものは、やはり全部被扶養者に入れていくという必要があると思うのです。そうしないと、相当皆保険の恩典に浴せない者ができて参りますから。
なお日雇労働者健康保険関係につきましては、これは現在失業保険の保険経済が必ずしも楽に行つていないという点から、健康保険の具体的実施については、十分検討をしてみたいと思います。