1965-04-13 第48回国会 衆議院 決算委員会 第22号
○田中国務大臣 決算委員会で山田さんからの御質問がございましたので、私も直ちに、国会開会前に日銀地下室に初めて参りました。初めて参って、十六万五千カラットというもののおおよその説明も聞きましたし、また大きなものも見てまいりました。と同時に、また一袋幾らというような、吹けば飛ぶようなというようなものまでほんとうにあるということがわかりました。
○田中国務大臣 決算委員会で山田さんからの御質問がございましたので、私も直ちに、国会開会前に日銀地下室に初めて参りました。初めて参って、十六万五千カラットというもののおおよその説明も聞きましたし、また大きなものも見てまいりました。と同時に、また一袋幾らというような、吹けば飛ぶようなというようなものまでほんとうにあるということがわかりました。
この間、私どもが日銀地下室に見に行ったのは、物見見物の意味ではなかったと思うのです。それでこのダイヤモンドの処理については、いま山田委員も言われましたように、行政監察特別委員会があったときに、十三、十四、十五、十六国会でずっと問題になってきてそしていまの処理法が通ったのだったと思います。
○山田(長)委員 何で私が力を入れてこの問題を言うかというと、日銀地下室から去年の六月になくなった百万円の札の行くえは、いまだにわかってないじゃないですか。同じような場所に——ダイヤの場合は、私がいまから七年ほど前に見たときには木の箱に入れられていたが、その後小さな金庫に入れられてあった。この間行って見たときに金庫に入れられてあった。
○山田(長)委員 どうも大臣は日銀地下室に行って見てないようだ。それは確かに吹けば飛ぶようなというけれども、顕微鏡で見るというような筋のものじゃない。ダイヤモンドはさん然たる光を放っているのですから、そんな筋合いのものじゃないです。 それから、これはついでにちょっと伺いますが、会計検査院は、会計検査の衝に当たって、このダイヤを調べたことがありますか。
聞くところによると、今あるダイヤモンドは、アメリカ商社の人たちが、去年大阪までこれが取引のために来て 東京へ来ることは至難であるから、大阪だけで、一応日銀地下室にあるダイヤの数量、価額等を打診しておられるというような話です。
「ここは地方でのダイヤの買入れ事務をやっていたが、貴金属多数を埼玉県の自宅に疎開したといわれる当時の理事青木正氏は行監委での証言で初め、「米軍が進駐する二、三日前、当時大蔵省の久保外資局長から、日銀にある貴台属の疎開を頼まれ、日銀地下室からダイヤ、白金入り木箱(十六箱)と金塊(廿五個)を運んで徹夜で埼玉県北埼玉郡共和村の自宅の地下に埋めたが、約二週間後、大蔵省からの連絡で進駐軍が来訪、保管してあった
本委員会において参考意見を求めたいと思いますことは、大蔵省が日銀地下室にあつた金塊、ダイヤモンドに、事実上接收当時あるいは接收前に関係があつたかなかつたかということを、明らかにする必要があると思いますので、はなはだ恐縮に存じますけれども、元大蔵省の外資局長でありました久保文藏、現日新印刷工業株式会社の社長であります。