2016-11-22 第192回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
つまり、非リフレ派の銀行家、学者、日銀プロパーの方々など、異次元金融緩和政策が万一うまくいかなかった場合、そして財政的な危機が起きた場合には、それと決別するという意味での信用を供与された新たな中央銀行が必要になるというのが専門家の意見を聞いた上で私がまとめた見解であります。
つまり、非リフレ派の銀行家、学者、日銀プロパーの方々など、異次元金融緩和政策が万一うまくいかなかった場合、そして財政的な危機が起きた場合には、それと決別するという意味での信用を供与された新たな中央銀行が必要になるというのが専門家の意見を聞いた上で私がまとめた見解であります。
それから、日銀総裁や副総裁、幹部人事からも、これは御承知のように、それまではたすきがけ人事といいまして、日銀総裁は、大蔵省の事務次官か日銀プロパーかでたすきがけをしていたんですね。それをやめさせて、日銀総裁、副総裁から大蔵省OBを一掃したという経緯もございます。
私は日銀プロパーの人を充てるべきだと思っているんですけれども、日銀プロパーの中でも優秀な人はたくさんいるというふうに思っているんですが、そういう、日銀の総裁、副総裁の中に財務省出身の人がいなくちゃ日銀はもたないんだという御見解なのかどうか、その辺をちょっとお伺いしたいというふうに思います。
不良債権処理のスピードアップとともに、日銀プロパーの金融政策について、期待感と不信感が交錯しています。 インフレ目標設定の是非論がその象徴的な事例です。この問題は賛否両論に分かれて論争を生んでいますが、日銀の速水総裁は、明確に反対の意見を述べておられます。確かに、日本銀行の独立性は、「日本銀行の通貨及び金融の調節における自主性は、尊重されなければならない。」
総裁、副総裁の大事なんですが、今よく言われるように、日銀プロパーと大蔵省のたすきがけ人事、どこかの銀行にもありましたね、たすきがけというのは。いい場合も悪い場合もありますが、ぜひ広く人材を求めていただきたい。少なくとも、世間から見てたすきがけだなと思われるようなことはやめていただきたいと思いますことが一つ。今回、副総裁が二人になるんですね。
さらに、関連して日銀総裁の大事につきましても、大蔵省の事務次官経験者と日銀プロパーとのいわゆるたすきがけ人事が行われており、このような慣行はぜひとも改めるべきだと考えますが、総理の見解を求めたいと存じます。
これは法律の中身に書き込むことでも何でもありませんけれども、日銀の総裁が大蔵省の方とそれから日銀プロパーの方と、松下総裁は大蔵省出身の方でございますけれども、かわりばんこになっている。