1972-06-08 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第35号
今後つくるところは日鉄化学でしょう。知っていますか。日鉄化学でこれをつくるのですが、この規模と構造、機能、こういうようなものを全部皆さんのほうは承知していますか。
今後つくるところは日鉄化学でしょう。知っていますか。日鉄化学でこれをつくるのですが、この規模と構造、機能、こういうようなものを全部皆さんのほうは承知していますか。
又日鉄化学のごときは在庫品を抱えて給料も払えないでいる。誰が食うのであるか。日本人が食うて行くのである。この際アメリカのほうからたくさん安く入るかも知れないけれども、何とか国内の生産業者を救うということに、もう少しはつきりした御決意を私は伺いたいと思うのであります。
御承知のように、このカーボン・ブラツクは約半数以上はアメリカに供給を仰いでおるのでありますが、国内産は今日品質が悪いとか何とかという理由で以てストツクがたくさんあるのであります、それが三菱化成とか、東京ガスとか、或いは日鉄化学というような工場では在庫品をたくさん持つておつて、操業短縮もしなければいかん、職工の首切りもやらなければいかんという状態に立ち至つておる。
これはカラー用で言いますと、三菱化成、東京瓦斯、日鉄化学、この三社、ゴム用でございますと電気化学さん、私どもの東海電極、三池合成、旭カーボン、これがメーカーとしてのすべてでございます。それで今名前を申上げました各社は、旭カーボンを除きましては、いずれもこれが専業ではございません。私どもの東海電極はカーボン・プロパーその他若干肥料その他をやつております。
関税が値上げになつたら、それは三菱化成、東京ガス、日鉄化学、この三者において太刀打ちできるということをはつきり申しているのです。
カーボンブラツクにつきましては、その際、御説明いたしましたように、日本の四社、名前を挙げますと、東海電極、電気化学、日鉄化学、旭カーボン、この四社が新製品の製造に努力いたしておりまして、昨年この四社によつて大体輸入品と同程度のものが試作的にでき上つたのであります。